前日大引け後に第1四半期決算を発表し、日本企業として空前の赤字を出したソフトバンクGは、7%急落。保有銘柄は他にJT、丸八HD、クラウド銘柄、アイフルといったところがTOPIXよりやや大きめに下げ、篠崎屋が2%高、And do HLD、鳥羽洋行も上昇、主力の自動車関連銘柄はトヨタや中央発條、KYB、大同工業等の関連株が軒並み大きめに下げる中で下がらず、全体では-0.48%と、小幅安(TOPIX-0.74%)でした。保有割合2位のソフトバンクGがこれほど急落でも全体がTOPIXより下げないのは、やはり下げに強いと言っていいのか、或いはマザーズが+1.41%も上げているのに保有グロース2銘柄がぱっとせず、全体が下げているのはダメなのか。ソフトバンクGは追加の自社株買い枠も設定とのことで、同社の業績悪化の元となっている世界市場の状況も第1四半期より改善はしている。ビジョンファンドで聖域無きリストラも行なうとのことで、まあ、どうなるのか楽しみです。今日は引け後に保有銘柄の鳥羽洋行が第1四半期決算を発表。ほぼ予想に沿った内容で、進捗率も5年平均並。為替差損が結構大きく、経常利益を少しだけ押し下げていますね。自動車向けが未だ不調も、EV関連は上向いているとか。まあ堅調と言えましょう。個人的には篠崎屋とソフトバンクGが終わったので、後の決算は楽しみが大きい。ネガティブサプライズのようなことは想像できないですが・・・