チャートを見て下さい。この長い上ヒゲ。半導体不足による自動車大手の減産が規模を増す中、私の主力の自動車関連銘柄(時価総額より手持ち現金の額が多い資産バリュー株でもある)は、他の類似他社(KYB、ネツレン、大同工業、中央発條等)と違って業績底打ち反転は明確にも拘わらず上方修正を出さず、出来高がほとんどない低流動性も相まって投資家を遠ざけ売買が活発化せず、株価はコロナ前に全く届いていない(先述の類似他社は業績に伴い、かなり株価の方も上昇している)ながらも右肩上がりで決算を目前に上値を切り上げつつあります。もう来週には決算が出るでしょうが、自動車大手減産のあおりがあっても来期予想はPERも大きく改善し、再び10倍を余裕で割り込みそうです。PBRは株価上昇した現時点でも0.4倍です。現金に加え投資有価証券も多く、しかも評価額は上がっており、円安も恩恵。業績はあまり重視せず、そこら辺のバリュー株という観点で分散投資の一角に入れている投資家はちらほらいるといった感じの銘柄。これに集中している人はまず聞いたことがありません。私もあまり日本株と思っていません。金などのコモディティに近い感覚です。超長期保有です。売る気がありません。決算はどうであれ株価は一時下げそうというのが印象ですが、気にせず保有し続けます。(※この記事をアップした後で確認したら決算今日さっき出てました。上方修正を前回四半期決算時は出さずでしたが、やはり良かったようです。詳しくは別記事で)
今日は他の保有銘柄ではMonotaROが反落。大王製紙も反落と、PF1位3位4位の上位が崩れ、2位ソニーが大きく上昇し、クラウド銘柄もマザーズ以上に上昇しても全体では指数と逆行の下落となりました。ある程度相殺して-0.5%ほどで済んでいます。