チャート右肩上がりで歓喜のツイートが目立つ東急不HDですが、決算にそこまで期待する向きはなかったです。しかし、主要セグメントの都市事業が、オフィス空き室率も引き続き低く推移し、増収増益。他、コロナ、緊急事態宣言の影響の大きい各セグメント(仲介、ハンズ、ホテル、商業施設等)は減収減益。概ね予想の通りですが、都市事業は実質上方修正といった良い数字でした。第1四半期の時短営業、家賃減免などの損失をコロナ特別損失として計上し、会計上処理しています。私としては予想以上に良かったと思います。再度の緊急事態宣言出ていますが、第4四半期偏重のこの会社の決算にインパクトは限定的かな、と思えます。縦しんば打撃大きくとも、主力の都市事業がこれだけ上向いており、来期以降ワクチン普及などでコロナの猛威もおさまると見られ、他セグメントも上向くことを考えると、保有継続以外の選択肢がない。この後しばらく株価は下落に転じるかも知れませんが。いや転じると思います。ずうっとコロナ前から好決算でいったん売られてしばらく下げた後に上昇に転じて年高値を更新するという動きでした。気にしません。
今日はPF2位の連騰していた超絶決算のソニーが調整し、MonotaROも反落、主力の自動車関連銘柄は出来高を大きく増やしたものの上昇せず、篠崎屋も大相場の後の下落が続いており、10銘柄中6銘柄も下げ、PF全体では大きく騰がった日経TOPIXと逆行安でした。まずまずの決算だが上方修正や増配などなかった鳥羽洋行は上昇していました。引き続き決算ウオッチの週です。
