全般、景気敏感バリュー銘柄に資金シフトの傾向

stock-investment20210228 日本株投資

去年はグロース銘柄に集中で相当なパフォーマンスを出せた相場。しかし今年は、その傾向が顕著に変わっており、米長期金利上昇などを背景に高PERで低配当のグロース銘柄が売られる傾向、さらにワクチン普及などでコロナ感染者数が右肩下がりで、今まで株価が振るわなかった景気敏感バリュー銘柄(自動車等製造、金融、旅行、カラオケ等)に買いが入り、原油高でエネルギー関連も騰がり、資源全般高で恩恵が強い商社株も上がり、と、資金シフトが起きています。・・・等と今更言うまでもありませんが、保有銘柄でもそれは如実に表れており、2月の株価上昇率2位は景気敏感バリュー銘柄の不動産株、東急不HD(13%)でした。決算は上方修正やポジティブサプライズがあったわけでもなく、相変わらず主力部門以外赤字が目立ちますし、緊急事態再宣言という向かい風があっても、他の不動産セクターと同じく株価好調。それどころか東急不HDは他デベロッパーと比してもベストパフォーマンスとか?コロナ一人負けと言われた反動でしょうか。これは興味深い。この銘柄がこの上昇ですから、チェックしている無保有の製造業、自動車関連銘柄等も業績も回復なら株価も窓を開けて上昇、という動きも目立ちます。我が主力の自動車関連銘柄はまだまだなんですが・・・元々流動性が悪く上昇相場についてこない資産バリュー株ですので、さらなる業績の上乗せが必要でしょう。しかし長期では心配していません。2月最終営業日の暴落もこの主力銘柄に影響は軽微でした。底堅いし、底値は切り上がってきています。

2月は上昇額で言うと保有比率が3位以下よりかなり大きい2位のソニーが1番でした。2番MonotaRO(保有比率は5位)。3番が保有比率7位の東急不HD、強いです。相場の方は2月最終週はひどく悪く、一時は100万円を超えていた2月の含み益の上昇が50%以上、56万円ほど下がりました。しかしそれでもまずまずの上昇と、通しで見れば好相場でした。何せ2月の決算発表は各企業回復が見てとれ、上方修正が3社に1社とか・・・?株価も然りでしょう。終盤の下落は保有銘柄に何かあったわけではなく相場ですので気長に持ち続けます。

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