3708　特種東海製紙　手放したあと上昇

広大な社有林を保有している、そしてそこをリニアが通るリニア関連銘柄ということは、とある記事で知りました。ここの関連会社？か何かがそこに不法投棄をしていた、という小さな記事で。製紙業界はペーパーレスの時代でもあり、円安も原油高も打撃、マイナス成長産業＆コスト面での逆風で一見投資したくない。人気産業ではないでしょう？この銘柄もPBR1倍割れで放置され、出来高も少ない。2018年に買い、待ってみました。その後当てにしてたリニアの話も延び延びになり、(最近も水資源の保全の話でもめています。)リニア収益も見込めなくなり、業績は下方修正と、それでも株価は底堅く結構堅調でしたがもうしばらくはここからまた上がるとは思えず、ついに力尽きた私は少しの損切りで売ってしまいました。一方製紙業界でも国内でトップブランドとして衛生紙で高シェアを握り価格決定権を持つ大王製紙は値上げが浸透し業績急回復、株価は2019年夏枯れ相場以降急上昇の一途。どう見てもこっちだと思い乗り換えましたところ･･･コロナショックです。業績も落ち目の特種東海製紙、急落さらに急落。しかし割安度が増し、一時急激に円高に振れたり原油ショック安もあってどちらも国内生産がメインの製紙業界には追い風と言うことで、しかもこの銘柄はPBR1倍を大きく割り込むバリュー株というのも手伝い？戻りが急激でした。乗り換えた大王製紙の方もすごく堅調で助かりましたが、特種東海の方が四半期決算悪いのに以降は株価が強くなった。そして悪い悪いと思っていた決算も本決算ではやや持ち直し、良くはないのですが意外とそんなもんかというところで更に株価も堅調に。そして最近のリニア騒動で逆に注目され？更に上昇と、全く読めない動きで大王製紙を置いていっています。大王製紙の方はコロナ下では堅調だったもののその後ずうっと上がりはせず、やや下向きの動き。今期予想も悪い。まあ悪い会社とは思っていませんが･･･特種東海製紙は今こういう感じなのでリニアの話題が今後いい方へ進めば好材料となりましょう。本業の方は特にあれなんですが･･･社有林の方はそっち専門の会社として本社の方は本業の方に集中する方向になりましたし、女性も活躍してるようですし、いい会社なのはわかるんですが･･･今のところ見てるだけです。