どうも元水道料金徴収専門員（収納員）のマッハです。
東京都水道局から業務を委託された民間会社で
アラフォーで無資格未経験で5年ほど前に採用されました。
最初は時給のアルバイト（社保完備、フルタイム）で、途中から契約社員となり、
単年契約を更新しながら2018年いっぱいまで働いていました。
ちなみに5年雇い止めではなく自己都合です。
現在は一応個人事業主です。と、言っても稼ぎはしれていますが…
一応当面生活費は蓄えがありますのでやるだけやってみようと思います。
非正規雇用の水道料金徴収専門員（収納員）で働いてどうしてそんなお金があるのかに
ついては以前書いたとおりです。
まあ収納員以前も含めて何年かがかりで、ですが。
今回は非正規の手取り20万以下の水道料金徴収専門員(以下収納員)の方が某都心の
事務職の正社員(月収30万超)よりよほど稼げたというお話です。
水道料金徴収専門員(収納員)の方が某都心の正社員時代より稼げた
水道料金徴収専門員(以下収納員)は非正規雇用です。正社員の収納班よりも雑事がなく
やることはより決まっています。転勤なし昇給なし手当あまりなし(賞与はあり)。
単年契約。入社するのはだいぶ楽。(自分はアラフォー無資格未経験)
諸事情ありまして、自分の責任なんですが、正社員としてのキャリアは1回諦め、
通勤や勤務内容、雇用形態など色んなストレスを極力抑えて、副業、スキルアップと両立して
持続することを最優先に選んだ結果、選べる中ではほぼ自分にとってはベスト、満額回答と
言える求人を見つけました。こんなに近いの?もう降りていいの?仕事も営業じゃないし
発狂するような事務じゃないし、堅そうだし穏やかそうだし。入ってみたら特に同じ非正規の
周りの人はいいし、行い良かったかな?と。軌道に乗る、とはこういう事かと。
時間はお金に換えられない
副業と言いますが、自分にとっては夢でありメインです。仕事にあまり持って行かれる
ようでは無意味とさえ言えます。資格の勉強ですかと聞かれましたが、違います。
資格でどうこうなるとも思っていません40手前。しかし個人事業なら年齢無制限。
40代でリストラされ再就職もままならず仕方なく事業主にでもなるしかない、となる前に
準備をどんどんしていく。手は打っておく。元手となるお金は家計簿をつければ自然に
貯まることは既に数年間実証済み。(いざ貯めてみれば今の時代初期投資はあまり必要ないと
判明しましたが)先を見据え動く。そのためには通勤苦は大敵。仕事が体力的にも精神的にも
きついのもダメ。人間関係も難しいのはだめ。
通勤はドアドアで片道45分程度。仕事はみんな言うが特に精神的に楽。体力面も全くOK。
人間関係も穏やか。しかも収納現場催告はバイクで屋外単独行動。やり易い。
何とオールクリアー。行い良かった?
別の営業所の個人事業主と両立させてる人とも「行い良かったかな?」と言い合ってました。
このストレスフリー通勤時間圧縮は月5万円以上の値打ちがあります。いや結局
それ以上になります。体力精神力を持って行かれると努力うんぬんよりそういう先を見据えた
思考自体できなくなります。会社どっぷりになります。そのくせ会社の文句言います。
アクティブにクリエイティブにポジティブにまずなること。
先のこともそうだし先のことを考えて創造的に動くことで今がより充実します。
ストレスに実はお金を相当持って行かれている
以前テレビで起業体験みたいなコースをやっている喫茶店みたいなお店で体験していた
脱サラ目的の会社員女性が「結局ストレス発散にお金使っちゃうんですよ」と
言っていました。使っている自覚があるだけまだ正気ともいえます。
多くの人は浪費している自覚もない。「だって給料日はみんな使うじゃん」
「行っといた方がいい付き合いって結構あるじゃん」「我慢しすぎるのも意味なくない?
何が楽しくて生きてるのってなる」「自分って普段使わない人だからたまには」
で、最終的に給料日前になると「何に使ったっけ?どこに行ってるんだお金は?」となる。
これは普通です。今の人はレシート要らないって人が大半。支出を把握していません。
そこにストレス発散という言い訳が加わると余計です。
収納員時代職場の正社員に多かったパチンコ好きですが、収支を付けている人は
いませんでした。「何となく最近は+の方向へ行ってます。昨日は給料手取り2か月分以上
(1か月が少ないですが)勝ったし」とか「そんなにトータルでは負けていないはず」とか。
はたまた課金ゲームで「酔った勢いでガチャを2回ほど、キャンペーンで3000円で
安かったし」とか。(3000円とは!!2回とは!!)
地に足の着いた非正規雇用はそんな酔狂に手を出そうとも思わない。
もっと面白いことを毎日やっている。もっと大金になる可能性もあるしならなくても
充実している。
テレビで見た起業体験に来ていた会社員女性は「別にそんなに繁盛しなくていいんです。
そこそこ食べていければ。」と言っていました。これは典型的脱サラの潰す人の考えです。
現状維持は倒産への第一歩です。一生懸命最高益を目指していかなきゃ潰れてしまうんです。
店を出すということはプロの世界で、プロが競合なんですから。
よく家の近所でもしけた店が出ては閑古鳥で数年あるいは1年以内に潰れてます。
行ってみた人に話聞くとあまりにも呑気すぎ、客を待たせ、脱サラ話を聞かされ、
料理はふつー。値段もまあまあ。ゆったりしちゃってます。店の外観に出てます。
サラリーマンは至れり尽くせり、すべて用意されてます。週休も大体2日。
起業は開発、製造、営業、経理、税務申告、つまり会社を全てやらなければならない。
そこそこでいい、会社勤めのストレスから逃れたい、で通用しっこない。
辞めさえすれば有り余る時間で数か月で結果を出せる?
とはいえ前述の会社員女性は行動に移しているだけいい方です。ただこんな体験コースが
ごときは店側にしてもビジネスですし、情報商材買うよりは多少マシという程度で、
それが証拠に終えてみても甘いこと言っている。わかっていない。
私はちなみにこの女性より数段レベルが低くて、まあ諸事情あって正社員辞めた訳ですが、
その当時「今通勤含めたら毎日10時間以上捨てている。とりあえず辞めたらまず就活なんか
せずに2～3ヶ月やりたいことがある。それだけ毎日使えれば何でもできる」とか
思ってました。リーマンは自分の足を会社が引っ張っていると思いがちです。
奪われている、辞めれば鎖がほどける、何でもできる、と。
しかしできる人というのは辞めなくてもできるんですね。毎日コツコツと。週末起業とか。
そして準備もリサーチも無しに2～3ヶ月やる気出すだけの付け焼刃ではちゃんとした仕事は
できないともわかってる。辞めるのが先ではないとわかってる。
起業を夢見るだけの行動を起こさないバカは多いです。辞めざるを得なくなって初めて
あわてて具体的なことをやり始めます。準備してきた人から見ると間に合わせです。
穴だらけ、無駄だらけ。お話以前。
銀行融資が仮におりるまで持って行けても同じ100万円でも本当に無駄に浪費します。
使いどころもわかっていないのですから。追加で借金しても何もせず食いつぶすだけ。
時間を有効に使えてこなかった人がお金を有効に使えるはずがない。
私は辞めてみて、まず時間があっという間に過ぎることに驚きました。有り余ると
思っていた。通勤がない。仕事がない。なのにちょっとボーっとしていると昼になる。
何かやりたかったはずなのに下準備がない。具体的なものがない。何かしないといけないが
PCにとりあえず向かってもネット始めてしまう。気づくとニートや失業者ばかりの
ブログコミュニティーに入り浸ってる。「暇」とよく言うようになる。
何かしないといけないその何かからひたすら逃げる。
まずはしばらく遊ぼう!リフレッシュしてからだ!と怖いくらいの浪費をしました。
当時通ったあるお店の人からはお金持ちと思われてくそ高いものを薦められたりしてました。
人生の浪費でした。ここで使った自覚の数倍のお金が減っていることに違和感を覚えまくり、
家計簿をつけ始めるに至り、ようやく+転換しました。
稼ぎ自体は収納員よりかなり良かったはずなのに何も残りませんでした。
給料や雇用形態だけで仕事を選ばない
まあ年齢も若くていろんな求人の応募資格の幅もあり、いろいろ諦めたくないという人は
いきなり非正規を好きこのんで選んでみすみす正社員(履歴書で言うところの「社会人経験」)
のキャリアを途切れさせる選択はしにくいかと思います。また、独立にせよ何をするにせよ
やはり営業経験が一番とはよく言います。営業こそ経営だと。
私も営業、販売経験あります。やっといた方がいいです。特にそういうのは苦手だという
方は。なんかブラックな、信じられないようなものを老人だましてでも売って来いという
ようなのは1日で辞めてもいいと思いますが、やりがいを覚えるような、例えば人材派遣の
コーディネーターで人を企業にマッチングさせて売り込むとか、やはり働き甲斐というものを
直に感じやすいので、働くということに食い扶持稼ぎ以外の意義を見出しやすいですし。
ただ営業だけが正解ではないです。限りなく必須と思いますがやらなくてもいい。
生活が充実し、お金も貯まり、長期で見た将来への努力で下地を作り、会社潰れても
リストラでもあわてなくなり、何個か打つ手はある。元手資金もある。無職でも
数年食べていける貯えがある。そういう状態へ持って行けたのは正社員を辞めたからです。
収納員という仕事に巡り合えたからです。
正社員の時はその日暮らしでした。たまたまギャンブルは好きじゃなかったというだけで
手を出す側の人間でした。
別に収納員だけがいいと言ってるわけではもちろんありませんが個人的には
良く知っているしお勧めというだけです。人手不足で喘いでますんで誰か行ってあげて、
いい仕事だよ、という意味もあります。
あと、まあ営業的側面もあるにはあります。だいぶ楽な営業ですが。戸別訪問に電話催告。
