
※画像の株価全体の年初来上昇率が25.31%なのに、資産全体の上昇率が10.3%にとどまっているのは4月まで全体の6割強を占めていた主力の投資先であった知多鋼業を全売却した際にかかった譲渡益税分(売却益が多額なため、かなりの額)が差し引かれているため。
8月ここまで、日経平均+1.8%。TOPIX+2.8%。グロース+2.7%。保有資産全体では+4.8%と、かなり好調です。
怖いくらい好調な相場で、投資運用をやっているといないとでは家計が雲泥の差、と言われています。かなりインフレの世の中となり、モノやサービスの値段の上昇に賃上げが追い付かず、実質賃金は目減り中。昔から株はインフレに強いと言われており、インフレ時に上がりやすい。○○が値上がりに、となったら、それを取り扱うメーカーなり元売りなりの会社の売り上げ、利益が上がりますから、調べてみる価値はある。そういう観点で買ったJTは今株価が2倍を大きく超えてきており、さらに高配当も毎年入ってきています。エネオスもJTに及びませんが、ガソリン高騰を賄うどころか車が買えるほどの含み益+高配当です。
6年半前に個別株投資を始めた時はアベノミクス末期で、上がり続ける相場がいい加減続かないと見る人も多かった。すぐにクリスマスショックが来た。しばらくするとコロナショックが起きた。しかし、今はとっくに市場平均株価は最高値を更新しています。「今からじゃ遅いか。このタイミングで始めるのは素人か。」と当時思いましたが、今となっては始めていて本当に良かった。資産全体が2.3倍に届こうとしています。
8月の好相場で上がっている以外にも、個別の決算が好感されて大幅高になっている保有銘柄もあります。以下、保有9銘柄の四半期決算のざっくりとしたまとめ。
・JT第2四半期決算…上期予想上振れ、最終利益を9.8%上方修正、14円増配発表。10期ぶり最高益更新予想に。たばこ事業、買収効果もあり、値上げも奏功、二桁成長。
・篠崎屋第3四半期決算…3四半期累計経常利益が前年同期比2.4倍増。第3四半期単体では2.1倍増に。増収増益。客数微減。客単価増。直営値上げ効き、セグメント利益40%増。卸は加盟店純減だが増収、セグメント利益26%増。減損損失こなす。
・MonotaRO第2四半期決算…累計経常利益は22.2%増。進捗5年平均をやや上回る。予想据え置き。増収増益。
・東急不HD第1四半期決算…増収大増益。第1四半期として過去最高益。進捗5年平均を結構上回る。通期予想修正はなし。都市開発セグメントで投資家向け売却などの増加で大増収大増益。オフィス商業施設空き室率は0.3%と極めて低い。戦略投資は赤字に。再エネ伸長続く。管理運営は減益。不動産流通は増収大増益に。
・ソフトバンクG第1四半期決算…増収大増益。税引き前利益前年同期比3倍。最終利益黒転。ビジョンファンド利益計上。OpenAIへ積極投資。自社株買い継続。米半導体設計企業アンペアの買収合意。米国の競争法上の承認待ち。株価は保有資産価値から言って未だディスカウント状態。
・鳥羽洋行第1四半期決算…増収大増益。進捗順調。半導体、自動車、海外向け好調。
・サイボウズ第2四半期決算…大増収、2.3倍営業増益。派手に見えるが予想修正なし。予想の範疇。費用増、為替差損軽々こなす。
・エネオス第1四半期決算…減収大減益。最終赤字(四半期における簡便的な税金費用計算によりマイナス)。予想修正なし。在庫影響除いた営利は増。
・アイフル第1四半期決算…二桁増収、2倍弱増益。予想修正なし。子会社増加で収益+。為替差損こなす。
あらためて並べてみると、いい決算ばかりです。この1か月前にあったヤマシタヘルスケアHDの本決算は見た目芳しくなかったものの、株価は低迷しきっていたためそれ以上下落せず、反発に転じ、年初来、上場来高値に。
保有銘柄で四半期決算発表を残すは2社、丸八HDとAnd do HLDのみ。この2社は期待していません。丸八HDはずう~~っと本業が低迷。人手不足解消の兆しもない。And do HLDは本決算ですが、通期予想未達の可能性が高そう?来期の見通しが重要ですが、株価の方はこちらも低迷しており、意外と下への反応はしないかも?わかりませんが。And do HLDは買い増ししたいんですよね。
楽しみに待ちます。