
※画像の年初来株価の上昇率が+28.7%に対し、資産全体の上昇率が12.55%にとどまるのは、4月に全売却した主力の知多鋼業の譲渡益税がかなりの額に上った分、差し引かれていることによる。同じく月次株価+9.31%に対し資産全体は+6.92%にとどまるのは、株式以外のキャッシュ部分が24%ほどあって、その部分は上がらないことによる。
8月ここまで、日経平均+3.8%。TOPIX+5.4%。グロース+2.9%。保有資産全体では+6.92%です。
25日騰落レシオ151.7は相当な過熱相場。全部上がっているわけではないですが、年初来高値をつける銘柄が多数。保有銘柄では+25%を超す上昇を見せるソフトバンクGが際立っています。これでも今週だけで10%以上下落しました。急上昇には急落がつきもの。恩恵だけというわけにいかない。確かに業績は上向いており、株価も未だ保有資産に対して割安水準でもある。子会社に半導体の大企業であるアームを抱え、今やAI関連銘柄の位置づけ。そこへきてAI関連の大規模投資案件が出てきて、AI関連企業の業績も株価もよく、さらに相場自体もよく、と、重なりまくってソフトバンクGの株価も急上昇。株式投資に慣れていればこんな上昇が続くわけももつわけもないことは明白で、もっと落ちると思っています。長期的に業績を伸ばして株価も追いつくのを思い描いて、保有し続けます。
保有銘柄では恐らく誰も知らないであろう豆腐製品等小売りの篠崎屋が月次+15.53%とソフトバンクGに次いでいます。業績絶好調。黒字浮上で前年同期比何倍というギャップアップが魅力。現在、東証二部の上場維持基準に株価の面で適合できるかどうか、瀬戸際の銘柄です。リンチの「株で勝つ」でいう、「業績回復株」。この銘柄も株価は乱高下しがちで、大きく上がったかと思えばすぐ吐き出して戻る、というのが多い。はっきり言って私のようなまじめな株主よりも値幅の鞘取りを狙うトレーダーに売り買いされていて、仕手筋も入っている、買うのを推奨されない銘柄。しかし事業自体はまっとうです。
東急不HD、エネオス、JT、鳥羽洋行、アイフルなど12銘柄中7銘柄までもがTOPIX指数より大幅に上げていますね。大体決算が伴う、業績のいい銘柄ですが、エネオスなんかはそうでもない。しかし石油関連株全体が上がっています。鳥羽洋行も業績微妙。しかし割安過ぎてこの相場では上がらざるを得ない感じでしょうか?決算が悪い丸八HDすら上がっています。
決算がいいのに落ちているのがMonotaRO。そして決算が悪くて落ちているのがAnd do HLD。
資産全体では株のほかにキャッシュが24%もあり、その部分は上がらないにもかかわらず、そこを含めてもTOPIX指数を上回る上昇率となっています。ただ上昇分の半分近くは主力ソフトバンクGの急上昇によるもので、急落も十分織り込みです。落ちるのが自然。いちいちがっかりしないよう、TOPIX指数と比べてどうこうも一応指標として言いますが、実は気にしないで、地に足をつけて市場に居続けることを第一に、投資に取り組んでいきます。