「ピーター・リンチの株で勝つ」実践⑭

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伝説のファンドマネージャー、ピーター・リンチの名著「株で勝つ」は本当に個人投資家必読の内容と確認させられる日々です。日々の値動きに右往左往しては売買を繰り返す個人の方を見ていると基本姿勢が固まっていないなと思います。コロナでたまらず損切りして戻り相場に乗れないとか。私は投資始めて1週間後にクリスマスショックを喰らいました。しかしこの本にあるとおり、暴落で損切りせず、ファンダメンタルズが変わらない限り持ち続けたところ、年明けには即行戻りました。ただ何となく買ってみた、では取れない行動です。今度のコロナショックでも生かされました。1社のみファンダメンタルズ毀損(買った理由が崩れた)と判断し、損切りしました。他は保有継続で、指数特にマザーズが戻り相場どころかものすごい上昇をしたりしている中マイPFは全く追い付いていませんが、これは資産の半分を主力1銘柄(コロナ打撃大きい自動車セクター)に注いでいるのと、不動産銘柄にも11%入れているためです。しかしソニーは完全に戻りましたし、ソフトバンクグループに至っては知っての通り年初来高値で数十%の利確、不動産でもハウスドゥは決算後20%近く戻し、大王製紙は紙需要減が10年前倒しで来ても衛生紙などの伸びが凄く実はウイズコロナ銘柄だったことが明らかになったりと、遅れてはいますが上昇してきています。主力の方はまだこれからと思っています。(これに関しては最初から長期保有前提で、今年中とかは全然考えていません)

確かにこの本はいちいち正しい。しかしいかんせん昔の本で、本当にそのまま今に通用するのか、と思いますが、これを拠り所にしているおかげで暴落で狼狽売りして大損したまま指をくわえて買いに入れず上昇相場を見ている、といったことはありません。ツイッターなどでも現代の数億投資家の方などがこの本に書いてあるまんま同じことをつぶやいたりしているのを見るし、真理なんだなと思います。

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