
決算シーズンです。発表直後はそれぞれの会社の株価が反応しやすく、いわゆる相場全般とはかけ離れた値動きをしがち。2月はここまで、日経平均とTOPIXは約2%の下落となっていますが、小型新興企業の多いグロース指数は何と5%も上がっており、小型グロース株偏重の相場となっています。
保有銘柄は13銘柄保有のうち、7銘柄が四半期決算を発表済み。主力の知多鋼業は買い取り価格が決まっているTOBが始まっており、決算が株価に与える影響は皆無。アイフルは大幅増益決算で株価は↑に反応。篠崎屋もなかなか超絶決算と言える増益ぶりで上昇。MonotaROも好決算で上昇。ヤマシタヘルスケアHDもまずまずの決算で、一時は大きく売られましたが底打ち基調。鳥羽洋行は微妙な減益ながら、株価は横這い。東急不HDは最高益決算ながら織り込み済みか、少しの下落に。
あと6銘柄、決算発表が控えますが、サイボウズはすでにかなりの増配と増益予想を出しており、すでに織り込まれている。JT、エネオス、丸八HD、ソフトバンクG、And do HLD、いずれも基本は楽しみです。発表直後の株価の動きはまあ、必ずしも内容に準拠しない動きなども色々ありますけど。そういうのは気にせず、中身を重視して、基本は保有継続で。
長期視点の大切さを、投資歴を重ねるごとに実体験でわかってきています。業績がいいのに、何故株価が上がらないんだろう、という銘柄は長期の買い場を提供してくれている、ということがよくわかってきました。エリアリンクや任天堂、ハードオフ、商社株、銀行株など、5年単位の目線を持っていれば買い場が続いていた。このほどTOBとなり買値から2.7倍ほどとなった主力の知多鋼業にしても、です。知多鋼業によって保有銘柄でも実体験として刻まれました。これからもじっくり腰を据えて、焦らず人と比べず、投資に取り組んでいく所存です。