1 1月上昇相場で目立った特徴のひとつはグロース銘柄の株価の巻き返しでしょうか。保有銘柄のグロース2銘柄、MonotaROとクラウド銘柄はいずれもTOPIX(11月+5.4%)やグロース指数(同+10.5%)を上回る+24.36%、11.46%の上昇。両社とも業績の伸びは相変わらず二桁増収増益継続でまさにグロース。しかし株価は今年どうしようもなく、何が何でも下落していた。それが反転した。とは言え今年の年次で見るとMonotaROは-20%近く、クラウド銘柄は-14%以上とまだまだマイナス。業績は申し分ないだけに期待したいですね。年次でいえば保有銘柄で上昇トップは東急不HDの+45.54%。不動産デベロッパー各社は似たような動きで今年大幅高。業績面では最高益を上方修正。次いで上昇率2位はJTで+42.84%。円安も追い風。業績は上方修正。もうすぐ買値から2倍に。3位は主力の自動車関連銘柄で+34.03%。今年はここまで低PBRのバリュー株優位の流れ。東証のPBR1倍割れ改善要請がテーマであります。主力の自動車関連銘柄はまさに低PBRでエコノミストのエミン・ユルマズさんが「株価ただ」と紹介した11月下旬にさらに急伸。業績は平凡ですが。4位はAnd do HLDで+33.63%。最高益で来ています。5位エネオスは+30.45%。こちらも低PBR1倍割れ。石油各社は業績好調。株価も好調。以上保有12銘柄中5銘柄、割合にして過半がTOPIX(年初来+25.5%)を上回る上昇ですが、全体だと+23.15%(配当含む)と及びません。グロース2銘柄とアイフルも年初来-、業績最悪の篠崎屋も微+に過ぎず、ソフトバンクGも弱い。ただ、投資開始来ここまでのパフォーマンスをあげた年はなく、自分的には新記録です。何を今までと変えたかといえば、握力です。よほどのことでない限り売買に動かない。動きたくなる時って大抵何かしら焦りだったり狼狽だったり揺れているときで、コロナショックが典型で、あの時に売買に動いてしまったことで逸失利益が相当膨らんでいる状態(今も)。それを教訓として動かなかった去年は指数がマイナスの中+で終われ、今年も動かないことでいい結果になっています。基本は長期保有で。損小利大だ、塩漬けは素人だ、と、億を築いた投資家さん達が言う、或いは実際に機動的に売買して大きな利益に結びつけているのを見る中で貫くのはたいへんですが、自分の方針を固めます。投資は自己責任ですから。