下落し続けていた原油価格が一転4％弱上昇

原油価格が急反発しています。先週までは急落中でした。原油価格の頭打ちは世界のインフレを減速させ、中銀の利上げストップ期待も高め、景気、株式市場には＋、逆は－というざっくりした理解ですが、ハマスがイスラエルに大規模攻撃を仕掛け、イスラエルが反撃、という事態が発生。ハマスの後ろ盾にはイラン？アメリカなどはハマスを非難、イスラエルを支えると表明。日本もそちら側。今回のことが直ちに原油の供給不安に繋がるわけではないものの、関与している疑いのあるイランに対する報復となれば、海上輸送の要衝ホルムズ海峡を巡る懸念が強まる恐れがある、と。原油は今のところ4％弱も上昇。過去のオイルショックになぞらえる投稿なども見られます。原油価格急伸で保有銘柄のエネオスはとりあえず上昇か!とかいつものような呑気なことを言ってもいられません。せめてヘッジにでもなれば･･･?米ダウ先物も下落中。有事の金は上昇。今後の世界の注目は中東情勢、原油価格でしょうか。目先、混乱が予想されます。コロナショックの時もでしたが、影響とその後を見極め、長期的視点を持って臨みたいです。