8月下落相場で上がっている保有銘柄3つ

stock-investment20230819 日本株投資

8月ここまで、日経平均は-5.2%です。大きいです。TOPIXは-3.7%。比較的抑えられていますが大きい。マザーズは-8.1%で壊滅的、とはいえもともと上下の激しい世界で、大きく動きやすい。上に動意付いた時も大きい。保有銘柄はそれ以上、10%超下げているのが2銘柄あり、8~9%下げているのが2銘柄、4~5%圏内の下げが2銘柄と、12銘柄中6銘柄までがTOPIXよりも大きく下げています。それより小幅な下げが3銘柄。残り3銘柄が逆行、上昇しています。1位丸八HDは+5.36%。2位東急不HDは+2.26%。3位主力の自動車関連銘柄は+2.04%。1位丸八HDは決算で上方修正。しかしその前に急に株価が上がっており、情報漏れを本気で疑う値動きでした。しかしこの銘柄に限らず同時期にいわゆる割安を極めた資産バリュー銘柄に同じような上昇がみられ、偶然かもしれません。出来高もさほどでもなかったし。通常なら本当に頑固に割安にまとまって落ち着いてしまうところを今のところ下げていません。2位東急不HDは年初来でも+37.48%と保有銘柄で断トツです。不動産セクターは今年好調。そこへもってきてホテルやレジャーなど業態も多様なこの会社はアフターコロナ恩恵もある。同業種他社に比べ賃貸オフィスの空き室率が極めて低い。業績は最高益ペース。力強い決算も相まっている。3位主力の自動車関連銘柄は決算はぱっとしませんでした。トヨタが最高益、生産台数回復、最高ペースへ、等、業界全体への期待が高まる中、増収でも営業利益が追い付かず、円安恩恵はあれど本業の利益がまだまだという決算。しかし半導体不足がまだ反映されている時期の決算なのでこれからの期待もありましょう。とはいえ同業種他社のKYBやネツレンなども同様に決算が振るわない中、株価が上向きなのは業績というよりPBR・0.35倍という資産バリュー銘柄という性質が大きいのでしょう。万年割安の丸八HDやこの自動車関連銘柄すら上がる、バリュー株優位相場と思えます。これらの好調が保有全体のマイナスをかなり補い、12銘柄通算では月次-1.17%にとどめています。8月下落相場を乗り切り、あわよくば意中の株を安めに買えないか、などと考えております。

タイトルとURLをコピーしました