日経平均株価は中心のユニクロ(ファーストリテイリング)が決算を嫌気し大幅安になった加減で1%を超す大幅下落となった。TOPIXは-0.27%にとどめている。円高進行、長期金利はイールドカーブコントロールの上限(0.5%)を超え、逆風となる自動車関連、不動産関連株は大きく下落。保有銘柄では東急不HDが該当。-2.07%で半年安値を更新。しかし、保有銘柄中で比率45%も占める主力の自動車関連銘柄は、下がらす。±ゼロだが上値は半年高値を更新。昨日第3四半期決算で、なかなか良かった。ポジティブサプライズはなし。明らかに経常利益進捗率90%超えで達成確実なのに上方修正しないのはいつもの傾向。そして割安度を増した。今日の相場情勢でこの動きは優秀。出来高もほとんど普段と変わらず、堅調と判断する向きが強いようです。原油高も進んで保有銘柄のエネオスが↑。石油関連5社はどれも↑でしたが、1社、コスモエネルギーホールディングスだけが続落。アクティビストファンドが買い増しに動くのを買収防衛策導入で対抗表明。将来の株の希薄化を嫌気されていますね。鳥羽洋行、And do HLDも↑。篠崎屋も↑。しかし過半数の7銘柄が下落。マザーズも1%弱下げましたが、連動しがちな保有グロース2銘柄も大きく下落。MonotaRO-1.59%、クラウド銘柄-3.2%。ソフトバンクG、アイフルも日経平均以上に下げ、全体では-0.42%と、TOPIXを上回る下げでした。しかし年初来では+1.32%と、全ての指数に勝っていますね。勝ち負けではないですが。銀行株の破竹の強さ、半導体のレーザーテックの勢い等に目を瞑り、耳を塞ぐのは意思が要りますね。乗らないと決めたからには乗らないのです。