石油各社が爆益決算を連発しています。上方修正もありました。株価の方も、このところ原油価格が下落傾向で各社停滞していたものが、どーんと急騰し、年高値をつけたり。これは予想できていたことではありますが・・・何せ、下落したとは言え、まだ原油価格は各社の想定超の水準。保有中のエネオスも12日金曜引け後に第1四半期決算を発表、超爆益で、利益率爆増、通期計画に対する進捗が営利ほぼ100%。税引き前に至っては大きく超過。当然上方修正・・・と思いましたが、ありませんでした。原油価格の在庫影響を除いた利益で見ると進捗率は30%台にとどまり、また、今後の感染症や資源価格の動向など不確定要素も鑑み、ということですが・・・気がかりなのは、唐突なトップ辞任の報。後任も決まっていない状態で、しばらく空席とのこと。何があったんでしょうね?まだ、何もわからない状況です・・・ともあれ、この会社は簡単に上方修正は出しませんね。原油高以外にエネオスの前期の爆益を支えた大きな要因である銅価格は大きく下落しており、資源高ピークアウトの象徴のように言われるほどで、こちらの金属事業セグメントに関しては利益は前期比ほぼ変わらずです。石油元売り各社に関しては、もう一つ気になる要素があり、バフェットが石油会社への投資を増やしている事実です。シェブロンなど。まだ買い増す余地があると。日本の石油会社の話ではありませんが。原油価格もこのまま下がるとは・・・斜陽産業扱い故に撤退縮小も相次ぎ急な増産の余地は乏しく、米リセッションなど経済停滞で需要減の恐れというのもどうなんでしょうね?旅客も伸びているし・・・エネルギー供給を取り巻く事情も決してよくは・・・まあ私ごときが読めるものでもないですが。まあ保有継続するだけです。