年初来の保有銘柄の概況

stock-investment20220521 日本株投資

今年の下落相場にあって、マイナスなりにそこそこ踏みとどまっている私の保有銘柄群。全12銘柄。主要な指数で一番とりあえずマシなのはTOPIX(-5.8%)ですが、その半分も落ちていません(-2.5%)。見てみると、12の内で下落は8銘柄、内5銘柄がTOPIXより下落幅が小さく、上昇3銘柄、±ゼロ1銘柄です。エネオスが飛び抜けており、約20%+。エネルギー高はおさまらず、前期の収益は空前の規模。今期はそれなりに予想を落としますが、ものすごい額の自社株買いに増配と、株主還元も大規模。次いで鳥羽洋行、+4.5%。今期予想は保守的ですが前期並を見込み、前期は増配に自社株買い。高配当銘柄。東急不HDは約4%の+。不動産業界全般活況で、今期予想も最高益を見込みます。そして丸八HDは±ゼロ。今期予想はかなり減益ですが、超割安銘柄。配当も安定。この4つが+組です。下落の方ですが、グロース2銘柄がやはり弱い。こちらは今年も33.5%も暴落しているマザーズ指数と連動しがち。今期は売上増は相変わらず二桁%と強いものの広告宣伝費等の投資を見込み最終赤字予想のクラウド銘柄はマザーズを上回る約40%も下げており、この1銘柄だけで先述の4銘柄の+をほぼ打ち消しています。何てこった・・・MonotaROも3月は20%以上も上がりましたがみるみる下がり、年初来7.5%安。やはりグロースが今年はどうしようもない。MonotaROは今期予想は売上増加ペースは変わらず二桁で、利益が微増。不動産テックのAnd do HLDも不動産活況で決算も良好ながら下落がちで、ややTOPIXを上回る下落率。この3つがTOPIXに負けています。他、篠崎屋、ソフトバンクG、主力の自動車関連銘柄、JT、アイフルは下がっていながらもTOPIXよりは小幅安で、持ち堪えています。業績面では篠崎屋(原材料、物流費高)、ソフトバンクG(世界株安)、JT(ロシア事業あり)は芳しくない、或いは不安材料があります。自動車関連銘柄は予想は悪くないものの今期予想される様々な業界全体の悪材料の影響を受けます。アイフルは心配なさそうです。と、まあ、クラウド銘柄は他の無保有のグロース銘柄の悲惨な年安値更新パレードを見るに、まだまだ底なしだなとおののきますが、いつか来期かその次か、投資フェーズが終わるなら、見違えるはず。大半の銘柄は業績自体に問題は少ない。見ていきます。

タイトルとURLをコピーしました