好決算相次ぎ2月は指数もPFも現時点では大幅高

stock-investment20210221 日本株投資

2月は統計上では株価が落ちやすい、というアノマリーがあるそうです。セルインメイ(5月に売って11月まで帰ってくるな)という相場の格言もあります。しかし、伝説のファンドマネージャー、ピーター・リンチは自身の名著「株で勝つ」の中で「相場の予測はしないし、信じない。良い会社の株を状況、ファンダメンタルズが変わらない限りじっと持ち続ける。」と説いています。元ウオール街のヘッジファンドマネージャーのダン高橋さんも「こういった予測は気にせず投資スタイルを崩すな」と直近の動画で語っています。実際去年の例を見ても、コロナショック後のリバウンド相場で外れ値だったとは言え、5月に売って11月までポジションを持たないなんてことをしていたら一大上昇相場に乗り遅れる結果となっています。そして今年2月も「コロナ後」の流れは継続中で、回復の流れが鮮明となり、好決算相次ぎ、好相場となっています。3社に1社は上方修正ということで、じゃあ全て株価が直後に上がったかというと事前に織り込まれていて売られた銘柄もありますが、いたずらに人気の話題の銘柄に飛びついてばかりいなければ個別株投資でも儲けやすい状況でした。保有銘柄では成長スピード落ちない無敵の決算で増配、株式分割を発表したMonotaROが30パーセントほども上昇。巣ごもり追い風等、各分野の上方修正をしたソニーは20パーセント弱上昇。上方修正、増配、優待拡充の大王製紙は14%ほど上昇。コロナ打撃が大手デベロッパーで一番大きく株価も出遅れていた東急不HDも主要セグメントが好調で13%ほど上昇。主力の自動車関連銘柄も1.6%ほどですが上昇。金額ベースの上昇幅でいうと1位ソニー、2位MonotaRO、3位大王製紙、4位が率は微少ですが保有比率が高いので主力の自動車関連銘柄、5位東急不HDで、上位3銘柄で全体の88%を占め、会社員時代の給料の何ヶ月分にもなっています。つくづく投資はファンダメンタルズだと思いますし、株価の変動だけ見て売買を判断していては業績成長に基づく株価上昇を逃してしまう、と実感します。大分古い本ですが、リンチの「株で勝つ」の正しさを日々実感しています。所々現代の事情に合わせて解釈をしなければならないところはありますが。去年中は年初来+に持っていけませんでしたが、無理に帳尻を合わせに行かずに売買せず持ち続けて良かったです。気絶投資法という言葉もあります。リンチのマゼランファンドも驚異的成績をあげたにも拘わらず、途中解約で損をした人は多かったそう。口座を忘れ、あるいは名義人死亡のまま放置された場合の方が得をしていたケースが多いとか。長期目線を忘れず行こうと思います。

年高値を再び突破したMonotaROですが、日足チャートがいわゆる新高値投資のオニール言うところの「カップウイズハンドル」(中長期でカップを描くように下落から上昇に転じ、前回高値をトライする際ハンドルのように売られて下がって買いが入って上がって上値を抜ける、株価上昇のサイン)に見える気もします。コロナショックからの上昇が著しく、PERも非常に高く、最近の長期金利上昇で売られやすいグロース銘柄で、もうずっと以前から「今から長期で持つために買うのは怖い」と思わせる銘柄ですが、ファンダメンタルズは盤石で、潜在市場も大きく、恐る恐る買いましたが、今では上昇率が保有銘柄中1位です。リンチの「株で勝つ」には高すぎるPERの株に対する警鐘が度々鳴らされていますが、ここが現代と少し違うところで、確かに今でも指標として見ますが、高すぎる、あるいは赤字だからと言って、必ずしも悪いかというと、成長段階では今や当たり前で、それよりもPSRを見る方がいい、とも。「株で勝つ」にも「PERの低い株ばかり買えばいいというのは賛同しかねる。成長率が高ければPERも見合った株を持つ方がいい」ともあります。結局、実際投資してみるまでこういうのを実感としてわかるのは難しい。余剰資金を作ってなるべく投資をしていくべきです。

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