コロナ禍でも堅調、堅調なだけで上がらず緩やかな下落トレンドだった大王製紙の株価ですが、今期1Q決算が予想をはるかに上回る(個人の感想)前年同期比大幅増益と、コロナで変わった意識、生活のもと衛生紙、除菌ティシュ、マスク等大幅伸長、更に草なぎ氏起用のCMでも認知が広まったアテントなども注力など、オフィス紙需要減や経済停滞によるBtoBの段ボール需要低迷でも余りある、製紙業界の明暗の明の位置に存在を知らしめたことで下値を若干切り上げ、ややトレンド転換いくかな、という様子でした。しかし製紙業界自体が成長産業でない上、今回業績もコロナ特需と見なされているのか、大きく反応するレベルではなかった。ところが今日、20日ぶりの10円以上の上昇、19円といえばコロナショック後のハイボラティリティー相場だった4月以来のレベルの値動きです。出来高もまずまず。窓を開けての上昇です。一目均衡表の雲を上に突き抜けました。前期値上げが浸透して業績大回復で株価も上昇していて、空売りが多く残ったままになっており、需給面でも期待が・・・?動き出すのでしょうか?
本日は前日ナズダック上昇でマザーズも高く、ハイテクグロースがまた盛り返した感がありましたかね。保有銘柄でもコロナ後上昇していた2銘柄(クラウド、EC)が大きく上昇。大王製紙の上昇と合わせPFは日経TOPIXを上回る上昇でした。無保有ですが無敵の上昇を見せていたコシダカHDが今日は調整しました。