去年やろうと思って結局やらなかった方法です。アイキャッチ画像のチャートはその一つですが、8月夏枯れ相場で下落した株価が決算が出そろった中旬過ぎから上向きになり、9月の配当優待権利落ち日で下落しています。現在保有している高配当銘柄で有名な鳥羽洋行もそんな感じでした。ただその後相場の上昇もあり、上値を追っています。過去を遡っても、いくつかの9月権利落ち日銘柄は概ね8月下旬に買いを入れれば9月にかけて上がる傾向で、権利落ち日前に大きく騰がるようであればそこで利確すればよく、じり上げならば権利落ち日直前に売れば高い確率で値幅が取れるやり方です。権利落ち日まで持つと配当優待が得られる代わりに株価はそれ以上の大幅下落に見舞われる可能性があります。優待は日本特有の制度で、投資の神様ピーター・リンチの「株で勝つ」には出てこない要素です。
今期は減配、優待改悪、廃止なども目立ち、高配当銘柄投資や優待投資にはかなり注意が必要です。更にこのやり方も何らかのショック安にみまわれでもしたら短期なので成り立ちません。中長期保有の鳥羽洋行も今期120円から80円への減配でもそうそう株価が下がらないのはこういった要因もあるのでしょうか?加えて3年以上保有の長期株主には優待が手厚くなっており、下支えになっているのかも・・・まあ、決算からまだ日が浅くなんとも言えませんが・・・