「ピーター・リンチの株で勝つ」実践⑪

one-up-on-wall-street18 日本株投資

この本を読み、かぶ1000さんのツイキャスを聞き、不動産関連銘柄を探した私は、含み資産銘柄ではありませんが、不動産情報サイト運営のLIFULLに目をつけました。非常に有望と思いつつもこの銘柄だけに絞れず、不動産含み資産株でありメガ不動産の東急不動産ホールディングス(PER、PBRとも割安圏、連続増収増益)、不動産と金融を組み合わせた業態で急速に規模を広げているハウスドゥという2つも加えて不動産セクターに投資しました。6月中旬のことです。

結果からいうとやはりLIFULL一本で良かったんですが、他2銘柄もしっかりと(まだ11月になったばかりですが)上げ、不動産セクターで数ヶ月で+20パーセント上昇までいきました。ユニゾに比べたらあれですが…

東急不動産もハウスドゥもLIFULLを調べる中で出てきた銘柄で、東急の方はもうそのまんま、オーソドックスな、かぶ1000さんのツイキャスに出てきたこれから来る不動産含み資産株の候補で思い浮かぶ中の一つです。しかしその中でも不人気というか、売られている傾向だったかも知れません?都心の好立地をガツンと抑えている三菱地所などと比べて不動産は渋谷に偏っていたり。なのでか騰がり始めてからは最近も年初来高値を更新し続けました。ハウスドゥの方はフランチャイズの加盟店数の急速な伸びはもちろんのこと、社長が金融の知識があるらしく、子会社のファイナンス会社が手がけるリバースモーゲージ(不動産担保ローン)、ハウスリースバック(自宅を売ってからも住み続けられる)など老後の資金調達というある種タイムリーな分野へ積極展開するなど、現在体力のない金融機関がやりたくても出来ないことを不動産会社が提携してやるという時代にマッチしたビジネスをやっていること、更に高成長企業でありながら配当性向30パーセントと株主還元にも積極的などの理由で少し買いました。

LIFULLは四半期決算で大幅に進捗率が伸び、株価もそれまで売られすぎていたのか、一気に20%超の値上がり。その後更に騰がり、直近最大で買値の46パーセント高まで行っています。さすがに売られて現在は30パーセントちょっと。私ももう売りましたが、嬉しい経験になりました。有名投資家の分析を参考にはしますが銘柄後追い買いでなく、自分の仕事関係のことからとっかかりを得て自分なりに調べてストーリーを作って買うと決めて、ある程度の利益を出したので。

東急不動産ホールディングスは四半期決算が微妙でまた売られ、ちょこっとの含み益という感じがしばらくでしたが、ユニゾで火がついたのか?不動産含み資産株が軒並み騰がり始め、この銘柄もテクニカルの買いサインも次々出たとかで?連日ヤフーの「買いサイン、低PER、PBR銘柄」特集にも出て、最近まで年初来高値を更新し続けています。私は途中買い増して買値が上がったのも含めても14%以上の利益で売りました。売っちゃったんですよね。そのあと出た直近の四半期決算は前期比最終減益ですが、さて…

ハウスドゥは普段から高視聴率?人気株というか値動きが激しく、1日のうちでも幅が大きい。何か好ニュースが出ると大きく騰がる。やはり成長率の高い銘柄。しかし決算があるといい決算でもどーんと売られます。高値は好材料織り込み済みというやつです。これは驚きました。ええ、初心者ですから。まだ投資歴1年そこらですから。全てが驚きです。あの決算で含み損?株数の比率少なくて良かった…と思っていると好材料出るたびにガンガン騰がって直近の四半期決算前には27パーセント高まで行っていた。これは簡単に失うことはない、と思っていたら四半期決算が悪くて(事業の方向性は間違ってないし「想定内」は無理があるにしても、ただでさえ低い不動産会社の自己資本比率も目減りしているし)連日ランク2位とかに顔を出す下落幅で今は何と含み損です…変動の大きい銘柄だけにこれから怖いですね。好決算であれだけ売られた…今回どうなるんだろうと。LIFULLと東急不動産ホールディングスの大きな利益を食い潰すのか?しかし今回の減益は成長過程に必要な投資によるものという感じはします。ただ株価はよくわかりませんのでどうなるかは。

と、いう感じでまだまだ勉強中です。(続く

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