バフェットとマンガーの引用を聞きまくる

日本株投資

※画像の株価全体の年初来上昇率34.56%に対して総資産上昇率が16.77%にとどまるのは、4月にそれまでの主力であった知多鋼業を全売却した際の譲渡益税が-8%相当ほどだったことに加え、売却に伴い株以外のキャッシュが一時60%を超えており、その後だんだんと買い増しで20%まで減ったもののその分は上昇はせず、株価自体も年初来では大幅+でも買い増し時は年初より上がっており高く買っているなどの理由で抑えられている。

12月初週を終えて、日記平均は+0.47%、TOPIXは-0.47%、グロースは-4.58%、保有資産全体では+1.27%と、まずまず上昇しています。

しかし主力のソフトバンクGの大幅上昇分を除けば余裕のマイナスです。エネオスは年初来高値ですが…丸八HD、鳥羽洋行も+、ヤマシタヘルスケアHDが微マイナスにとどめるなど、低PBRのバリュー銘柄が強いようですね?長期金利上昇で不動産銘柄はよくないようです。グロース指数下落でグロース市場銘柄でないがグロース銘柄のサイボウズとMonotaROも連動しがち。篠崎屋は業績は好調そのものですが株価は…

ソフトバンクGは先月はネガティブな材料が相次いで暴落でしたが、今月は大手証券会社が買い推奨を出し、孫社長が同社株の保有割合を増やし、と今度は好材料が。一気に大幅上昇しています。短期の株価の変動は気にしない、無視するのみですが…

コロナショック時の取引の失敗以降は相場に敏感にならずに基本放置がファーストチョイス、と決めており、そこから投資成績は明らかに上向いているわけですが、その姿勢をますます強固にする出来事がありまして、YouTubeで上がってきた動画なんですが、伝説の投資家バフェットとマンガーの書籍か何かの引用?その投資、人生に対する基本方針、哲学が語られる内容で、「動かない賢明さ、退屈に耐える力、速さを追わずにゆっくり育てる大切さ」などをとうとうと説いており、とても刺さるとともに、結構今の自分を肯定もしてくれている感覚も覚えました。

私は投資を始めていなかった2000年代初頭のドットコムバブルで多くの投資家がインスタントに財を成す一方でバフェット、マンガーのバークシャー社は一切のらず、終わったと言われ、その実バブル崩壊で多くの個人、機関投資家が破滅する中で買い向かい、結局誰よりも勝った。リーマンショック時も多くの投資家が逃げ出す中、破格に安くなった優良株を買った。そして放置した。

「相場に見逃し三振なし」何球でも見逃していい、マンガーもバフェットも何千ものチャンスを見送った。自信があるときだけ振ればいい。むしろ確信が持てない時に振らないことが大事、優先順位を決めて最優先事項以外はむしろ実行しない、除外すること。何もしないことは怠惰ではない。往々にして一番大事。

他者と比べるな、足るを知れ、S&Pや日経平均などの指数とも自分を比べるな。学ぶことをやめるな。

等々、金言のオンパレードで、「自分も結構その通りやれているな」と思える内容も。中でも、バフェットの「あなたの職場がギャンブルや一過性の快楽の話題ばかりあがるような環境なら辞めるべきだ。人は知らないうちに引っ張られる。高めあえる同僚のいる職場に行け。(バフェットでいうマンガーのような)」という言葉が刺さりました。実は自分は前の会社を辞める時、副業(今の本業)が黒字化して軌道に乗って満を持して辞めたのではなく、まさにバフェットの言う「引っ張られたら良くない悪環境」だったから、まず辞めないと、と思ったからなんです。染まってしまっている自分に気づいたから。向上心より甘え、あきらめが勝ち、ここにしがみついていた方が、しがみつかないと外の世界では、とても…と思う心が出て来てしまっていた。まるで足を洗えないカルト宗教のように。なので、当時収益なんかなかった副業で独立して、まず会社を辞めたのでした。

これは大大正解で、人生が変わりました。あの恐れは何だったのか。会社なんか何でもなかった。貯えが底をつくのもインカムがなくなるのも怖くてたまらなかったのが、やめてしまえば何てことない。これは、コロナショックで何百万円も資産が減っても変わりませんでした。会社に依存できない分、自分で何とかしなければいけない、自己責任の人生はすごくいいと分かった。仕事に集中し、資産運用もするが仕事第一で基本放置で、なんと充実したことか。幸い資産の方も1人フルタイムで働いているくらい増え続けていってくれています。今の生活をもし味わえなかったら、死ぬとき後悔しただろうなあ、と…後悔することの上位のひとつは「やりたいことに挑戦しなかった」ことらしいですね。やりまくってますから。若いころ想像だにしなかった幸せ。

期せずしてバフェットの言う通りの選択をしていた。これは嬉しい。同時に、短期(数か月~時には5年とか)の株価を気にせず、その事業が10年先も存続しているかどうか、長期目線で保有を続け、積極的な売買を避け、暴落時には買い向かう、基本方針もますます強固になりました。

ソフトバンクGが暴落した時は「逃げ時か」と思いましたし、今月また上がっているのを見ると「よしよし上がれ」と思ってしまいますが、全て関係ないですね。気にしないこと。これでいきます。

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