決算シーズン、保有12銘柄全ての四半期決算が出そろいました。主力の自動車関連銘柄は1ヶ月早い〆で先月上旬に出ています。その他は先月末から今月前半までに出そろいました。
主なトピックは、ソフトバンクGが四半期単体では黒字、通期では赤字幅を大幅に縮め、子会社アーム上場で保有資産が激増するなど上向いており、株価は月次+8.02%と飛び抜けています。JTは増配こそないものの高配当であり高還元性向、業績堅調で、株価は今月+3.91%。エネオスは空前の発行済み株式の20%を超える(上限)2,500億円規模の自社株買いを発表し、一時10%を超える株価急伸を見せ、すぐにだいぶ下落しましたが月次+2.38%。主力の自動車関連銘柄は年初来でも14%高ですが、まだっまだ割安も割安で、業績見通しも良く、今までより大幅の増配あり、株価は月次+0.79%に。篠崎屋は上期黒字転換と明らかに上向いていますが、株価は変わらず。
鳥羽洋行は増益予想、増配で、しかも株価はPBR1倍割れのかなりの割安ですが木曜の多くの銘柄に見られた下落で月次-0.55%に転落。以下、今期減益予想のクラウド銘柄-2.42%、同じく減益予想の丸八HD-3.89%、第3四半期失速のAnd do HLD-4.66%、連続最高益、増配と言うことがない東急不HDが何と-5.21%、減益着地のアイフル-10.02%、順調な二桁成長継続のMonotaROがめちゃくちゃ売られて-14.15%です。順当というか決算を観れば下落もしょうがないかなあという銘柄もあります。に、しても落ちすぎでしょうか?そして、文句ない好決算でも大幅に売られている不動産銘柄。これは金利のある世界、迫る日銀利上げが不動産市況にマイナスという読みからでしょうか?MonotaROは通期進捗率も5年平均を少し上回る順調さですが成長率は確かに落ちてはいます。しかし、売られすぎの感は否めない。
今月はこういう「何でこんなに売られるんだ」という銘柄が多いようです。他の個別株投資家の方々も口々にポストしておられる。これまでが日本株が強すぎたのでしょうか。とりあえず短期の値動きは無視しようというリンチの教えもありますし、ここ2年以上そうしてきたので株価は気にしないことにしますとりあえず。冷静に業績を見ていきます。