
今年は今のところ日本株は小型グロース市場は結構な+で日経平均とTOPIX指数はマイナスです。保有資産全体は+。具体的には日経平均が-2.8%で、TOPIXが-1.7%、グロースが+5.6%で、保有資産全体が+1.22%。
ぶっちゃけた話、保有銘柄全体に対し62%も占める主力の知多鋼業がTOBで売買不可となっているため、上がりも落ちもしない、つまり、下落相場においては強力な防御壁となっており、他の38%の構成銘柄と合わせて全体は好成績という状況です。
先月末から今月上旬に発表のあった保有銘柄の四半期決算は概ね悪くなかった。いい方のサプライズもいくつかあった。超絶好決算と言えるサイボウズはさすがに株価も上げてきており、子会社JX金属が大型IPOを来月に控えるエネオスも強い。超絶好決算と言えば篠崎屋もそうで、株価は大幅高に。また、決算はそこそこながら最近のトレンドで小型株への資金流入が見え、恩恵を受けている様子の丸八HDも強い。JTは今期増配なし、買収子会社の償却費が利益を見た目上抑える減益予想などで株価も下落中。このJTは私は知多鋼業の売却分のキャッシュが入り次第買い増しを考えています。MonotaROは順調な成長ペースで好決算ですが、株価は不調。And do HLDは保有銘柄の中では四半期単体としては決算が悪かった方ですが、さほど株価は下げていないのは第一生命との資本提携に、それに伴う自社株買いが支えているのでしょうか。来る日銀の利上げが逆風となる東急不HDも業績最高にしては株価が振るわない。
13銘柄保有中で9銘柄が現在年初来+で、今のところいいですが、TOBに応募して4月頭に決済され全売却となる主力の知多鋼業の売却益にかかる譲渡益税をその時に引かれ、それは資産全体に対して年初来-8%弱に相当します。去年売らなかったので譲渡益税も今年に先送りとなったおかげで去年のパフォーマンスが+60%超でしたので、これは致し方ない・・・