8月の相場下落は新NISA政府の陰謀論者を活気づかせました。まあ投資をやっていれば何年かに1回くらいあることなんですが。長期インデックス投資のはずが売って手仕舞いにしてしまった人も多いとか。愚行です。本来投資を始めるにあたって暴落は織り込んでおかなければいけない。本を1冊くらい読めと言いたい。リンチの「株で勝つ」が超おすすめ。最初の章がブラックマンデー大暴落の話から始まり、そこを読んでいれば慌てて暴落時に売らずにむしろ買うことが正解とわかる。わかっていてもなかなか昔の本だし、今はSNSで色んな人の動向が目に入るため、「売ってすっきりしました!」「含み損が○%を超えたのでマイルールで損切りです!」等のポストがあまりにも多いのでつられて売ってしまったり、あるいはこんな下落相場で強い株価の動きの株がやたら上がってくるのでそっちに乗り換えてしまったり、してしまいがちではあります。私もコロナショック時はちょっと良くない売買をしてしまいました。しかし今回はしていません。「株で勝つ」が正しかったと、コロナの時に確かめられたからです。
現在、8月5日に262万円も減った資産が313万円上昇し、+です。惜しむらくは暴落時にあり得ないくらい安くなった保有銘柄を買い増し或いは新規で優良株を買えなかったことですかね。2番底の時に考えます。とはいえ、7月16日が保有資産の年初来、生涯高値だったわけですが、その時からは8.7%、176万円ほど減っています。その間、日経平均株価は7.8%ほど減。約1%ほど負けていますね。年初来ではもっともっと負けていて、日経平均+13.7%に対して保有資産は+8.9%です。どうしても日経平均等の指数は限られた大型銘柄で構成されているので、例えばユニクロのファーストリテイリングや半導体の東エレク等の大型株が6%もどーんと上がると、それだけで指数を押し上げてしまう。指数の上昇の割に保有している小型株は上がっていない、というのは今よく聞く話で、数億り人投資家達の間でも言われていることです。
今月は保有銘柄は主力の自動車関連銘柄はじめ12のうち9までもが日経平均やTOPIXを上回る下落率となっており、MonotaROだけが17%の+と無双状態。全体では5日の暴落からは戻してきているとは言え、個別で観るとまだまだ全然という銘柄も。株価だけ見るとやきもきしてしまいますが、ここで株価の強いMonotaROに乗り換えだーとならないところは成長出来たところです。コロナの時はそういう動きをしてしまいました。今に引きずる損失を出しています。他人や指数と比べず、業績重視の地に足のついた投資を。これを続けていきます。