最近、世界的に金融引き締めが加速しており物価上昇も歯止めがかからず、米大手企業のリストラの報や景気後退、グレイトリセッションの見通しが大手金融機関から出されるなど、金利や株価などボラティリティーが激しく、下落のイメージばかり強く、円安が下支えか比較的強い日本株が7月月次で見ると今のところ上昇しているとは言われなければ体感出来ないかも知れません?保有銘柄もかろうじて+0.3%。1.2%上げているTOPIXにも見劣りしますし、2%以上騰げているマザーズには及びもしません。内訳を見ると、グロース2銘柄(クラウド銘柄、MonotaRO)が各+17.6%、+10%と、マザーズどころではない切り返しぶり。極端です。でもこれが当たり前の世界ですグロースは。こういう上下が総合されてマザーズ、グロース市場の激しい上下が繰り広げられています。MonotaROに関しては特段材料も無い。成長を続けているだけ。クラウド銘柄に関しては、あったと言えば、今期で投資フェーズは一区切りで、来期から黒字に戻る、といったアナウンスがされたことでしょうか。そう何だ、よかった、思っていると、それが無かったかのように暴落したりする世界なので、何とも・・・この銘柄の+17.6%は普通の銘柄の+3~4%くらいの感覚かも知れません?ともあれ、今月はその2銘柄が無ければ余裕でマイナスです。+はあとはアイフル、ソフトバンクG、鳥羽洋行、JT。ソフトバンクGはTOPIXと同じ上昇率です。以下、主力の自動車関連銘柄-0.5%。And do HLD-0.7%。篠崎屋-1%。丸八HD-2.2%。東急不HD-3.4%。エネオス-4%。主力の自動車関連銘柄は円安恩恵すさまじく、経常利益が過去最高ペースでしたが、営業利益は悪くない、いいじゃん、と思えるが、さりとてさほどでも無く。不動産は軒並み下がっている。丸八HDには大きな売りが入った(ニュースは無し)。エネオスは原油の急落で。バリューからまたグロースへ、とも取れる動きですが・・・まあ、そういう相場の波にはうまく乗れないので、無視して業績のみを注視します。TOPIXをいつもベンチマークというか、参考にしますが、これも本来は無関係のこと。無理をせず市場にとどまり続け、恩恵を受けられる時を待ちます。