主力の自動車関連銘柄の第一四半期決算出る

stock-investment20220709 日本株投資

主力の自動車関連銘柄は第一四半期決算が5月締めですので、7月7日、発表されました。なかなか良かったです。特にやはりぎゅんと進んだ円安恩恵銘柄ですので、営業利益3億7千万円+為替差益が2億2千万円(!)という、とんでもないことに。経常利益は既に通期計画に対する進捗率40%超え。今期から収益認識に関する会計基準等の適用ということで、売り上げ、粗利益とも2億5千万円ほど見た目上減っており、それを無しにすればコロナ後のV字回復だった前年同期とあまり変わらない売上高でした。しかし、営業利益率は12.5%→10.8%に落ちています。やはり原価、販管費が上がっている。営業利益の進捗率は28.8%と5年平均よりいいものの前年(33.8%)よりは劣る。しかし、発表前の感じからすると、なかなかいいじゃないという感じです。もっともっと戦々恐々でしたから。ことあるごとに言われますから半導体不足にコロナによるサプライチェーンの混乱による部品不足、原料高燃油高、輸送費高等々の自動車業界の悪材料は。その割に、通期予想は妥当だなと思える第一四半期の成績です。ポジティブサプライズとまではいかないまでも。しかし依然、先行き予断を許さない感じですね。円安恩恵はとんでもないレベルで、経常利益はこれが落ち着いたとしても、かなりいきそうですが。頑張れ自動車業界って感じですかね。

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