2025年12月成績

日本株投資

※年初来の株価が+70.19%に対し、総資産増加率が+16.85%にとどまる主な要因は、4月の知多鋼業全売却の際の譲渡益税で約-8%相当、そこで一時的に現金が資産全体の60%超の状態になり、株価が上がっても資産はあまり上がらない状態になり、そこから徐々に保有銘柄を買い増していったが買い増した銘柄の株価はその時点で年初来ではかなり上がっていた(JR東海などは年初来+46.27%だが買ったのは昨日今日のため、+どころか含み損)ため、その分上昇率で劣る、など。

・売買 (あり)買い 9022東海旅客鉄道 4,379円×1,600株

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昨日同様に前場と後場で計800株買い、全て合わせて1,600株、ポートフォリオ1位まで買い。今年4月にそれまでの主力だった知多鋼業をTOB に応じて全売却し、一時60%超のキャッシュを抱え、奇しくもそのタイミングが4月暴落に重なったのでここぞとばかりにソフトバンクGやエネオスなどから買い増し、一通り買い増してもキャッシュはまだまだ減らず、その後もタイミングを見て買い増し、キャッシュ比率20%台まで低下するも、以降買い増しタイミングを逸して推移、年末に来て四季報を見て、東証の低PBR解消の号令に倣いPBR1倍割れ解消を見る銘柄が増える中、好業績かつ、株主還元にも動き、低PBR解消に向かいながらも未だ1倍を割れ、PERも10倍を割る割安ぶりが目を引き同業の東日本旅客鉄道や西日本旅客鉄道と比べても利益率で大きく上回っていながら株価はあからさまに割安な東海旅客鉄道を買いと見て、「割安、好業績」の尺度では保有銘柄中でも1位ということで(どちらかなら上回る銘柄はある(割安なら丸八HDや鳥羽洋行など、好業績ならサイボウズ、アイフルなど)ものの、両方となると明らかにナンバー1)年末に一気のポートフォリオ1位まで買い付けで、買い付け余力のすべてを費やし、キャッシュ比率は0.5%まで低下。フルポジションで越年。

12月は保有銘柄で上昇率1位はまさかの万年割安銘柄の丸八HDでした。何と上場来高値で締めくくりです。何か材料が出たわけでもない。年末にかけ、割安バリュー銘柄全般が強かったようです。好業績、MonotaROはアスクルのサイバー攻撃、システムダウンで特需があったそうで、株価後押し。アイフルも好業績、株価も好調。エネオスも最終営業日に年初来高値を更新。先月大幅下落となっていたソフトバンクGはやや巻き返し。そして好業績と裏腹にサイボウズは14.5%ほども下げています。同じく好業績の篠崎屋は-7%ほど。配当権利落ち日にはさほど下げなかったJTですが月次ではマイナスに。全体ではTOPIXをやや上回る上昇率となり、+で締めることはできた。新規買いの東海旅客鉄道(JR東海)は含み損です。

今年はずっと主力であった知多鋼業を全売却した譲渡益税が重く、資産全体のパフォーマンスを-8%も↓へ下げましたが、それがあってなお金額では十分な上昇に。率でも年末までずっとキャッシュ比率20%以上(その部分は上昇しない)でありながらも配当抜きでもTOPIXを少し上回りました。知多鋼業売却と4月暴落がちょうど重なり、豊富なキャッシュで買い増しに向かえたのもよく、安定した1年でした。来年はフルポジションで、キャッシュがない状態で迎えます。相場の予想はせず、基本は保有しっぱなしで、地に足の着いた投資を心掛けます。

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