日経平均-0.4%。TOPIX+0.07%。グロース+0.02%。保有資産全体では+7.2%と、1日でとんでもない上昇に。25日騰落レシオ88.86と、市場は落ち着きを取り戻しつつあります。↑800↓785で、騰落銘柄数は拮抗。
前日に自動車部品等サスペンションメーカーのカヤバが、同社が筆頭株主になっている自動車バネメーカーの知多鋼業に対し、完全子会社化を企図したTOBを発表。その知多鋼業(今まで「主力の自動車関連銘柄」と呼んでいました。私の保有銘柄で一番投資額の多い銘柄)はTOB発表時点の株価849円の倍額以上となるTOB価格2,010円にさや寄せする形でストップ高1日目。明日も当然同じ動きでストップ高と思われます。同社株は私の投資先の全銘柄に占める割合45%に及ぶ集中投資先のため、この上昇が全体を押し上げる効果はすさまじく、1日としては全体資産はとんでもない上昇に。かつて決算またぎで1日で急伸した際よりも上昇し、投資開始来最高の騰がり幅に。保有期間5年9ヶ月ほど・・・遂に・・・という感じです。
今日は同じバリュー株の鳥羽洋行、丸八HDも上昇し、不動産2社も少し上がるなどしましたが、グロース2社や石油のエネオス、ハイテク銘柄の一角ソフトバンクGの下落で主力の急伸を除いた場合は全体ではマイナスでした。
今まで知多鋼業の社名を隠していた理由は深い意味はなく、長く株価も低迷していたこの銘柄をよりによって主力に据えて5年半以上?バカじゃないの?と思われるのが嫌で伏せてました。それと、小型株かつ、出来高が1日で数百株(数回の売り買い)にとどまる超薄板銘柄のため、うっかりSNSでポジショントークも出来ない。誰か1人が影響を受けるだけでも値動きしてしまうので。あおりと言われかねない。そっちの理由もありますかね。
これを主力に据えていたせいで(そればかりではない)毎年TOPIXなどの指数に成績で負け続け、暴落のたびに下落したまま上がらず、上昇相場に置いていかれ、他人と比べない、うらやまないことを日々心掛け続けなければならず、後悔を全くしなかったと言えば嘘になります。でも株価ではなく中身を見続けて保有し続けて良かった。
今日は引け後に保有銘柄のソフトバンクGの第2四半期決算も出ました。コンセンサスを大きく上回る1兆円ちょっとの純利益。ずっと赤字からの黒字急浮上。投資先の株価上昇で投資成績改善。為替差益も。デリバティブ損失巨額でも、利益確保。巨額の自社株も買い進行中。
知多鋼業の株価はTOB価格まで、今日のストップ高のここからさらに倍まで上がる計算。今週はとんでもない週になりそうです。個別株投資の醍醐味ですね。後でまた色々書きたいと思います。