3月半分終えての日本株は日経平均が-1.2%、TOPIXが-0.2%、グロースが-6.6%と下落しています。日銀マイナス金利解除、米利下げ、からの金利差縮小、を見込んで一時は円高も進んで日経平均先物は連日下落という状況もありましたが、いざ現実にマイナス金利解除となると逆に円安に?織り込みで売られ、現実で買われ、というのは他でもよくある状況ですが?円高メリットのニトリやワークマン、製紙業などが上がっていたのが一旦調整、かと思えば銀行株が下落?これは金利上げ織り込みで上がっていたのが現実になり利確の動き?など・・・
まああまり保有銘柄でこういうのがダイレクトに関わるものもみあたらないので・・・しいて言えばエネオスが円高メリットと言われますし、東急不HDとAnd do HLDは金利動向は不動産市況に影響すると言えます。ただエネオスにしても円より先にまず原油価格、東急不HD、And do HLDにしても市況にいきなり悪影響になるような幅の利上げなどまだまだというところでしょうか。それよりももっと大きな、エネルギー株全般に対する資金の流入が先週は見られ、エネオス始め石油元売り各社は相次いで年初来高値を更新。無保有の東京電力株も急騰など、ホットなセクターに。エネオスの株価は月次+10%を超えてきました。不動産も高く、東急不HDは月次+9.3%。もちろん年初来、何年来という高値。無保有の三井不動産、三菱地所も同様。他に保有銘柄ではMonotaROが何故か+12%弱と、遜色なく上がっています。月次売り上げ発表直後からでした。先月と代わり映えしない、相変わらずの好調という内容でしたが。先月は売られた。それと主力の自動車関連銘柄は+1.71%と上昇率こそ低いですが、保有全体に対する比率が大きいため、額では一番。
保有銘柄で下落しているものの中には3%下げているものもありますが、そこまで全体からすると大きくなく、全体では月次+1.94%と+圏です。年初来ですと+37%のソフトバンクGがトップで、ついでエネオスが+27%。東急不HDが+19%で続き、鳥羽洋行が+11%。And do HLDが+10%。以下は一桁にとどまるか、下落。下落は1銘柄、クラウド銘柄のみ。
TOPIXは年初来+12.9%ですので、それより上げているのは3銘柄のみですね。全体では年初来+9.27%で、指数に負けています。とりあえず業績以外のことにはあまり目を向けずに、相場やマクロ経済の大きな流れ等で株価が上がった下がったといったことでは一喜一憂しないように、それだけ心掛けていきます。