インフレ追い風銘柄

去年とは打って変わって原油が何年ぶりかという高値水準で推移して長い。産油国も増産ペースを上げず、脱化石燃料の世界的流れもあり？その分野への投資自体が減っていて？俄には供給を戻せない？という話も聞いたりします。去年10月末に原油高、エネオスの大幅上方修正の観測等を鑑み、エネオス株を買付け、四半期決算で市場コンセンサス(かなりの上方修正)をも上回る上方修正を発表しましたが、直後に原油価格が急落、株価の方も結構な含み損となり、それ以来長らく含み損です。しかし原油価格はすぐに上昇に転じ、今期の会社予想(70ドル)をかなり上回る価格で推移し続け、このほど90ドルの大台に行きました。市場予想は当然これを織り込み、通期業績を前回決算発表のものよりも更に上に見込んでいます。株価は日経平均、JASDAQ、マザーズなどの中で一番今年マシなTOPIX指数が年初来マイナス3％ほどですが、エネオスは7％超上昇しています。次の四半期決算が近いですが、12月締めなので原油価格は通期の会社予想を上回って推移しているものの今ほどの高値ではない。市場予想のような上方修正はないのでは。株価も急落するかも知れませんが･･･保有継続です。