保有比率第3位3880大王製紙、第一四半期好決算で株価急騰

大王製紙は場中に決算が出るので後場に値動きが出ます。第一四半期決算は大幅増収増益。進捗率、営業利益率ともにかなり良く、しかし上方修正はなしというもの。中期経営計画の想定よりも原油価格(原燃料費)が10ドルかそこら上回る状態が当四半期中続いており、円安も急激に進んで原材料高で、かなり逆風かと思われましたが、ワクチン関係の接種券などの特需もあったそうで、更に世界経済の復調で段ボール伸長など、前年大きく落ち込んだ紙･板紙セグメントがV字の上向き。前年爆益だったホーム･パーソナルケア部門も一部衛生紙関連などで反動減もありながらも全体は増益と好調。上方修正はないものの、色々不安を吹き飛ばす内容で、株価は8％ほど急騰し、再び2,000円台にのせました。2月の好相場時の高値には届いていませんが･･･それと今日は紙パルプ業全体の株価も良かったようです。保有継続、と、いつもの決まり文句が出そうですが、大王製紙は今四半期決算後株価上昇なら売り、と決めていました。なので週明けに売る予定でいます。ソニーも同様の方針で、既に売却しました。両方買い付け当初から長期保有の予定ではありませんでした。キャッシュポジションは16％ほどになっています。大王製紙売却で更に増えますので、他の銘柄の買い付けに充てようと思います。