大手デベロッパーの中でも2020年は「一人負け」と酷評された東急不HD。ハンズは元々が利益薄なところをコロナが直撃。フィットネス、ホテル等も直撃をくらい、さらにテレワークと相性のいいIT系が多い渋谷中心の賃貸オフィスの空き室率が一気に高まるのでは、という憶測もあり?大幅減益の数字以上に株価の方も出遅れ。しかし実際は空き室率は言われていたほどではなく、ホテルなどは相当打撃を受けるも、主力セグメントの都市事業では大型物件開業、住宅分譲も増え、不動産売却益も大きいなど好調で増益着地。今期予想も増益で、他のコロナ直撃セグメントもワクチン普及などで上向くのは難くない。コロナ打撃が大きい分、上向いたときのインパクトも大きいと思われます。長期ではそういう展望で、株価の方も最近強く、これはこういったファンダメンタルズもありますが、さらに最近のMSCI指数銘柄から外されるイベント、あれで空前の出来高で上昇して通過という強さを見せ、テクニカルでは一目均衡表の雲を上抜け、MACDもストキャスティックスも上昇中、RSIも高くなっていますが、まだ過去の最高値には届いていない。短期でも買い場かも知れません?今日も上昇。
保有銘柄では他に主力の自動車関連銘柄が上昇し、2位ソニーも上昇と、グロース2銘柄の下落を補ってTOPIXを一応アウトパフォーム笑。TOPIX別にそう上がってないですが。6月は+スタート。言うだけ空しいか。いや素直に喜びましょう。