上記リンクの記事内で優待投資家のみきまるさんが「相場は読めないという前提でフルポジションで投資している、長い相場の歴史で最も株価が上がった10日間に相場にいなかっただけで利益は何十%も減る、相場に居続けることで数パーセント平均の年利を得ることが出来る」と仰っています。リンチの「株で勝つ」にもそう書いてあります。株はギャンブルなどと違って企業価値上昇の恩恵にあずかれるプラスサムゲームであり、いったん相場に振り向けると決めたキャッシュはそのままにしておくべし、と。私も現在現金比率は1パーセントを割っています。
かと思えば、井村さんなどは「凧の糸は出し切るな、常に余力を持って投資にあたれ」と仰いますし、他の億り人でもコロナ暴落で買い向かわず、キャッシュ割合を増やし、ボラティリティーが落ち着くまで新たな買いはしない、と今回の戻り相場に一切乗らない方などもいます。どちらとも確固たる投資方針、意中の銘柄がおありで、相場どうこうより個別銘柄が買いかどうかを見計らう姿勢でしょうか。
また、オジサンさんなどトレーダーの方達は、相場の地合が悪くなると銘柄関係なくいったん売るなど機動的で、コロナ暴落をそうそう喰らわずボラティリティーの高さを逆手にとって利益をあげるなど、コロナショックでは特に存在が際立ってます。銘柄のカバー範囲も広く、株価の値動きに関わる要因を各社の決算ごとに傾向を読み取るなど、達人です。
やはり私もですが兼業の場合は、中長期で保有して相場の方は気にしない、暴落も受けて、上昇の恩恵も受ける、というのが長続きするかなと思います。ファンダメンタルズは常にチェックして、コロナなど社会の状況が一変したときには入れ替えもあるかなとは思います。アイキャッチ画像の大王製紙などは、戻り相場の戻りが一気でした。内需、生活必需品、トイレットペーパー、除菌ティシュ、マスクなども扱っており、ファンダメンタルズでは売りの要素がなかった。