水道料金徴収専門員(収納員)の具体的無駄削減

cost-cut お金について

どうも元水道料金徴収専門員(収納員)のマッハです。

東京都水道局から業務を委託された民間会社で

アラフォーで無資格未経験で5年ほど前に採用されました。

最初は時給のアルバイト(社保完備、フルタイム)で、途中から契約社員となり、

単年契約を更新しながら2018年いっぱいまで働いていました。

ちなみに5年雇い止めではなく自己都合です。

現在は一応個人事業主です。と、言っても稼ぎはしれていますが…

一応当面生活費は蓄えがありますのでやるだけやってみようと思います。

非正規雇用の水道料金徴収専門員(収納員)で働いてどうしてそんなお金があるのかに

ついては以前書いたとおりです。

まあ収納員以前も含めて何年かがかりで、ですが。

今回は非正規の手取り20万以下の水道料金徴収専門員(以下収納員)は、たとえばどんな支出を

どれくらい家計簿を使うことで削減して貯金しまくれたか、です。

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水道料金徴収専門員(収納員)の具体的無駄削減

家計簿つけるだけですよ、あとは自動ですよ、という話はしてきましたが、ほんとうに

そうなんですが、やはり実践が数か月~1年は必要です。

まずは月にいくら使っていて、○○代ひとつひとつについて具体的に今月は幾らで、

それぞれどれくらい全体に乗っかっているのか、ということが数か月たつと見えてきます。

支出が見えればガンガン削れる

数か月もすると違和感を覚えるはずです。

「何のイベントもなかったのに今月えらいお金遣ってる」月が出てきます。

中身はすぐチェックできます。(レシートの出ない買い物も品目ごとに全て付けます。

キャッシュレス決済のものも現金支出として支払のつど品目ごとにつけないと家計簿の機能は

かなり落ちます。家計簿の肝は各品目(食費、交通費、趣味娯楽など)何にいくら使ったかを

一目瞭然にすることです。)

チェックしてみると、数字だけでは目立った日は特にありません。多くて3000~4000円

とか。普通に平日あまり買物せず週末に食品とかまとめて買うのでこれでいいはず。

じゃあ何が…?見てみると1回の金額が微妙に他の月より多いかなあという程度。

まあ言われてみれば、いつもはちょっと遠くの一番安い店で買ってたけど今月は

超近所にスーパー新しく出来て、ちょこっと高いけど便利だしそこばっかり行っていた。

あとちょっと肉食べる回数が多かった。安売りの外国産の切り落としじゃなく個人商店の

国産のバラとか。あと好物の果物の旬で、毎週それが加わった。でもちょっとだよ?

気持ち程度。で、そのちょっとを集計してみると1回の買い物あたりでならすと1000円前後の

上乗せが載って支出先月計7万7千円が今月8万5千円になっていた。

金額見ると結構違う感覚です。こんなになる?なるんです。

これでもかなりもう無駄を削った後の話ですから、家計簿以前は数万円毎月無駄が多かった。

週末1日1000円でも上乗せされれば月8千円になるんです当たり前ですが。

この現実を改めてわかると給料日だからいいやとかパズドラの課金なんかできなくなります。

給料日でも給料日前でも5000円は5000円です。

そして逆もまた言えて、ちょいちょい気づいたとこで可能な範囲でなるべく安くなるべく

中身は良くとして行くと、意外にそれも積もってお金が結構~減らなくなります。

中身を落としすぎるとよくないのでそこはバランスです。

まあこの話はちょっとレベル高いかもしれないです。

まずは初期段階では大きな無駄が見えてきます。「たまの衝動買い」が実は頻繁だった事実。

買ったのに使ってないものが何個かある事実。また使えるかどうかわからないのによく考えず

さっと買ってしまって無駄になっているPC周辺機器。「給料日だから」という訳のわからない

プチ散財。外食、飲み代で独り暮らしでも食費が6万もいってた事実。自転車や家電など大きな

買い物が年2回以上平均で必ずある事実!

特に食費や消耗品費は少なく少なく自分の中ではカウントしてしまっていて数字で

突きつけられると「こんな使ってない!」となります。

これがいわゆる「何に使っているのかわからないけど残らない」正体です。

数字は正直です。

この事実を目の当たりにすると「節約とか生きてる意味ない」とか思えなくなります。

いや無駄じゃん!となります。何せ何に使ったか覚えてないっていうことはストレス解消にも

いい思い出にもなっていない。生活が快適便利にもなってない。

しかし結果こんなにも金を減らしている事実!

ちょいちょい支出を抑えるとこんなにも余裕ができる事実!

だから自動なんです。家計簿つける=貯まります!

ギャンブルから足を洗いたい人もまず収支だけはつけましょう。

節約に我慢は不要

我慢するとリバウンドが来ます。

我慢している時間は長く長く感じます。でも数日です。それを乗り越えて給料日が来る

頃には「大分ゼロ円に近い暮らしを長いことしてた。」と、むしろ貯金したくらいの

感覚になっちゃいます。「お金なくても暮らしていけるんだ」と。

しかしそれはいろんな出費を先延ばしにしているだけなので、給料日にまずそれらを

払わないといけないのでガンと減る。(ここで公共料金を払わないのが収納員の

お得意様達です。)ガンと減ったがまだまとまった額残っている。今日くらいは

ほんとのビール飲もう。2本いっちゃおうか。つまみは… そうは言ってもそんな

リッチじゃないのは百も承知なので少額にしておくつもりです。コンビニで2つ3つ。

店で飲むよりかは何ぼか安い。何てお金かからないんだ自分。

しかし結局こう緩むとこの日だけこうとはいかず、給料日モードは数日続きます。

当たり前ですがまだ全然減ってないし、まだ使ってないと感じている。

酔ってスマホをいじると危険です。クリック一つで課金、買い物ができてしまいます。

一つ一つは高くない、言っても収入はわきまえている、少額です。しかしそれが積もることは

家計簿つけ始めた方なら周知の事実。

まだ給料使い始めたところで特に大きな買い物もしてないのに苦しくなってきたぞ?

何で給料日前になるといつもお金に困るんだ?あと数日我慢だ…

で、給料日からまた緩む。ちょっとの緩みです。しかし積み重なるとでかい。

家計簿をつけるとこういうサイクルがなくなります。給料日だろうがいつだろうが

100円は100円とわかる。店で飲むより安かろうが小分けにして買い食いすれば一番割高で

酒と合わせたその1000いくらが積み重なって家計を圧迫するとわかる。

3000円のワンクリックがいかにでかいかわかる。そしてそれが自分を何も潤さないことも。

お金だけどっか行っちゃって特に何も残らないことを。

だからやらなくなります。自然にお金貯まります。我慢もしません。むしろ無駄は

気持ち悪くなる。給料日前も余裕あるから給料日にも緩まない。

特に自分にご褒美もいらなくなる。

年間では驚くほどの金額に!

この初期段階、最初の1年というのはひたすら現実を突き付けられます。

日々少額、清貧に生きてきた、ほんと今月全くお金減ってないし大分貯金したと同じ、

と思っていても、なぜか残らない、その理由が全てはっきりします。

それが見えるだけでも劇的に変わります。最初の段階は無駄のオンパレードだから。

痩せる余地がいっぱいあるからです。

「たまには3000円、5000円くらいならいいか」と深く考えずに使っていたどうでもいい

買い物が全てなくなります。

月の恒例の我慢期間がないから「給料日の自分へのご褒美」もいらなくなります。

ゆるみがなくなります。細かい浪費をしなくなります。

いつも余裕でいられるのでストレスが減り、発散名目での散財がなくなります。

買い物に気を付けるようになります。臨時収入があるとつい無駄遣いしたくなっていたのが

金一封程度は日々の出費のこれとこれ何回分でなくなる、微々たるものだと数字で

わかります。

現実がわかるとどこを締められそうか理解できます。

スクリーニングで「食費」で年間の食費もわかります。また、もっと細かく「映画」でも

集計できます。そしてその金額が他の品目のどれくらいにあたるかわかります。

ここをなくせばこれが何回できる、とわかります。

月2万の圧縮はすぐです。年24万です。

それだけあれば大抵のことには対応できます。家電が壊れてもそこそこの型落ちの新品を

買えますし、営業の口車で抱き合わせで何か買わされたり、よくわからない保険に

加入したりもしなくなります。お金の価値を分かるからです。マネーリテラシーです。

それは序の口で、さらに慣れるとよりピンポイントに支出をコントロールできるように

なります。これとこれは一段安いのにしてみよう、あまり高いのと変わらないな、

じゃあこれに乗り換えよう、とか。

非正規でも貯金するには十分です。不意の大きな出費があってもです。

生活費はガンガン減り、生活レベルはかなり上がります。

私は家計簿をつけていない正社員時代は月給6~7万は収納員より多かったですが、

空しく消えていました。貯金自体は出来てましたが、それでも本当にそんなに使っていない

感覚だったので、何も使ってなくてこれか?ほんとに楽しもうと思ったらすぐ赤字になるな、

とか思ってました。

まずはレシートをもらおう

最近はコンビニでも最初からレシートを渡さない場合も多い。嘘でしょと思うんですが

(現金授受の証明書です!会社だったら絶対必要)最近は渡しても捨てる人が多いばかりか

要らねえよと文句言う人も意外といるとかで。

レシートはお金と同じなんですけどね。

レシートはすべてもらう。自販機などの場合もメモして家計簿に付ける。

最初ちょっとだけめんどくさいかもしれませんが、ほんとにお金貯まるんで(えらいレベルで)

非正規でも何百万も事実10年内に自然に貯まるんで、初心者でも初年度に二桁万円は

確実に違うんで、お勧めです。お金はそれくらい+になるし、生活レベルは逆にすごく

上がります。コスパのいい買い物、いざという時に備えがある安心、ストレスのなさ、

家電とかもケチらないで買えるので便利に快適になる…

なのでその向上分も入れると初年度から数十万に値します。マジです。

意外とウォーレン・バフェットや井村俊哉さんなどの億越え投資家の方々など、

こういう節約から元手を貯金して始めた方は多い。(井村さんは100万円)

やるべきです。収入がいい正社員で稼ぐのがいい、残業の方が評価も上がるし楽に収入に

なるし正社員じゃないと転職時に履歴書に+にならないし、ちまちま家計簿なんかより

要するに稼げばいい、節約なんてまっぴら、と言わず、こういう風にコツコツ貯え、

会社に寄り掛からずリストラにもびくともしない、ほんとの体力をつけるという意味で

家計簿、そしてさらに色々できる余裕がある非正規雇用はありです。

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