
今年は個別株投資を始めて以来で最も厳しいかもしれません?
保有13銘柄中で年初来-30%近いものが3銘柄もあり、主力の東海旅客鉄道も-3.25%。準主力のソフトバンクGも-14.14%と、いい所がありません。
サイボウズとMonotaROは業績成長著しく二桁売上成長継続中。しかし、高成長、割高のグロース銘柄に分類され、総体的に配当利回りは低く、中銀が利上げにかじを切った現在では長期債の方が利回りが良く元本割れリスクはなく、総じて売られています。
アイフルが持ち株会社となり、新規に上場したムニノバHDも利上げが逆風となり、調達金利が上がる一方で貸出金利は法定上限があるということで売り込まれています。サイボウズはこれに加えてAIの台頭で同社のようなSaas銘柄は駆逐されるという見方でさらに売られています。
いずれも過去にも同様の値動きは違った業種でも見られており、まだいろいろ具体的な影響を見極める前に噂で売られ、そして事実で買い戻されてきています。例えばコロナ禍下での不動産デベロッパー銘柄です。保有銘柄では東急不HDです。オフィスはリモートワーク化でいらなくなる、空室率が跳ね上がる、賃貸料も暴落する…と、コロナショックの戻り相場にも不動産銘柄はまるっきり戻らなかった。しかし、その後、目覚ましい過去最高益を更新し続け、保有不動産の含み益も増大し、賃貸料も上昇、各社株価上昇、増配、優待拡充、自社株買いと、投資に報いてくれています。ちなみに不動産銘柄にも利上げは逆風となります。
とにかく株価の急落におびえ、逃げないと、となるのは間違えているという一例です。上昇相場に一時的について行かないのも気にするべきことではない。むしろ、買い場でした。
で、コロナショック当時の自分は経験が浅く、そのことを理解できていなかった。相場に後れる主力銘柄の結構な部分を売り、当時人気化してすっ高値となっていた銘柄をつかみ、その後にそれらの株価は数分の1まで落ち込み、手放した主力と準主力は大幅上昇し…と、絵に描いた素人、養分の行動をとってしまいました。
その後に方針を見直し、「不動」「何もしない」ことを第一とし、投資成績は改善どころか一気に投資開始来の相場の上昇率を追い越しました。
今、その時以来の年初来からの成績の悪さに見舞われ、苦しんでいるわけですが、ここで仮に自分が当時の自分だったらどういう行動をとるだろうと考えると…
「グロース2銘柄はもうだめだ、利上げが今後も逐次行われる既定路線となった今、グロースは終わりだ、損切りしないと際限なく落ち込む」「同じく利上げが逆風のムニノバHDも今が逃げ時、まだ益はある。」「逆に銀行株は利上げ恩恵銘柄。損切りしたお金で銀行株を買う、あるいはバフェットが投資した東京海上や、五大商社も間違いなさそう、いや、いっそ投資会社としても優秀な光通信株を買えば手数料のかからない投資信託だ。」こんな感じでしょうか。一見賢いですが…
事実、過去に「今からでは乗り遅れて高値掴みだ」と見ているるだけだった造船、銀行株あたりはその後上下あったものの、結局高値を更新してきています。
ただ、それはしません。理由は、まず調査を尽くしていないこと。買うならもうちょっと調べてからです。そして、納得できないならいくらこれからこれら銘柄が株価を上げていったとしても買いはない。仕方なかったとあきらめる。どのみち自分が納得できないと、どうしても握力がもたない。買ったとして、しばらく上がっていたとする、そして悪材料が出て一時的に含み損に一気になったりすると、すぐ売りたくなってしまう。
自分は仕事が大事。労働収入は資本収入に追いつけないとかどうとか、関係ない。どっちが稼ぎがいいかではない。自分が楽しいかどうか。金を稼げれば幸せというわけでもない。そっちが良ければそっちにもっと重点を置いている。よって、普段は株のことなど忘れていたい。調べるだけ調べて納得して買い、放置していたい。いちいち値動きを気にして売り時を考えて過ごしたくない。なので、今の保有銘柄を売るにしても株価が調子悪いから、では決めない。一時的に上がり過ぎだと判断して、売るという判断はありえる。まさにコロナショック後戻り相場でのグロース銘柄たちは買いではなく売り時だった。数年経ちましたが、その時の高値を取り戻すどころか未だに何分の1という水準でもみ合っていたりする。よって、今の自分の判断ならば、上記のような行動はとらない。保有銘柄で1銘柄、上がり過ぎと感じる銘柄があるので売りを検討する程度。なので、年初来マイナスは気にせず、対策はとらない。売買の可能性はあります。しかし、それをするとしても上記のようなことではない。あくまでも基本は放置。ある保有銘柄より有望な銘柄があれば、売って乗り換える可能性はある。その検討段階にある銘柄がある、というだけです。


