一応10銘柄に投資していますが、保有比率1位の主力の自動車関連銘柄だけで半分になります。かみ砕いていうと、これに集中投資を一貫して続けています。投資開始来で全体の成績はインデックスに劣り、ひたすら業績を注視しつつ保有し続けています。つい先日、楽しみだった第一四半期決算が出ました。すでに半導体不足による完成品メーカー減産の影響は出ています。しかし・・・中身は史上最高益だった2018年期のどの四半期よりもいい。売上高でいえば上回っている時もありましたが、営業利益率が跳ね上がっており、相当の円安の恩恵のあった為替の影響抜きで過去最高額をぶち抜いています。経常利益もです。これからも半導体不足による完成品メーカー減産の影響は続きますし、米中摩擦、コロナ再拡大などで景気回復鈍化など、考えなければいけない問題もありましょう。上方修正はなかったです。しかしコロナショックも全く揺るがず四半期単体赤字を1回出しただけで乗り越え、通期黒字を継続、財務は鉄壁、純資産は増え、前期下期から業績は上向き史上最高益ペース。こんな銘柄がPER6倍未満、PBR4倍未満でまだ買えます。株価の反応は今のところ大きく上向きでもありません。史上最高益だった2018年期の最高値に全然届いていません。コロナ前の価格にも回復していません。何という鈍さ、誰も株価に期待していないということでしょうか。著名バリュー投資家さんも、ごくたまにこの銘柄について言及することはあれど、まともな株数保有しているという人はまず見ません。楽しみでしかありません。相場下落時は買い増しを検討します。