12月ここまで、日経平均+3.3%、TOPIX+2.5%、グロース+0.1%です。25日騰落レシオは100を割っており、そうまで割高感というわけでもない。グロース+0.1%という低調さに見られるように、小型株が悪いかもしれない。保有銘柄は13銘柄中で過半の7銘柄までが下落中。
丸八HD、鳥羽洋行といった高配当資産バリュー株、アイフル、篠崎屋、And do HLD・・・大きいところではJT。それと東急不HDが目立って下落しています。他の不動産デベロッパーとも比べようもないくらいの下落。これは、ただでさえ日銀が次の利上げを年末に行なう観測で(利上げ=借金前提の不動産市況においてマイナス要因)下げていたところに、分譲マンションの施工不良のニュースという個別ネガティブ材料が出て、結構これがマイナス要因に?急落を見せています。逆に言うと、このニュースが、こんなに?という・・・買い場に思えて来さえする。
そんなこんなで、保有銘柄全体としては振るわず月次+0.65%(税引き後手取り配当金を含む)という、小幅な上昇にとどめています。上昇トップはMonotaROで、年初来でも何と82.59%増。主力の知多鋼業さえなければトップ成績です。特段そこまでポジティブな材料もなく、ただ淡々と毎年好成長を持続しているだけ。この銘柄、買った時はコロナショック後戻り相場のグロースバブルの最高値圏で、だいぶというか思い切り高値づかみをしましたが、そこも超えてきています。いい会社で、成長が継続していることから損切りしませんでしたが、間違ってはいなかった。
上昇率の次点はソフトバンクG。こちらも年初来成績でもMonotaROに次ぐ。3位は先月新規に買付のヤマシタヘルスケアHD。これは本当に稀有な、ボトムフィッシング、落ちたナイフが揺れて揺れがおさまったかなというタイミングでの買いに今のところ成功している例です。2番底はあり得ますが。
主力の知多鋼業も一応+ですね。TOB価格付近に張付きでもうこれ以上上がりませんが、同じ理由で下げもしづらいこの銘柄を売らない限りは全体の値動きも理論上は市場平均に対して半分以下の連動性という状態がTOB実施の来年2月くらいまで続きます。要するに今月も変動幅は限られ、他の銘柄ががんばったとて上昇相場なら全体のパフォーマンスは指数には及ばないということになりますが。来月もか。やることは同じ、業績、中身を見て、株価で判断せずに、ファーストチョイスは保有継続です。