2023年初月は大幅+スタート。主力の自動車関連銘柄は1月に第3四半期決算を開示。半導体不足による完成車メーカー減産と原材料費、燃料費、輸送費などの上昇による利益の圧迫が大きかった上期から、明らかに下期にブーストがかかっており、営業利益の伸びが大きく、かなり期待の持てる内容だった。円安恩恵も莫大で、経常、純利益は最高益が視野に。この会社の特徴で頑として上方修正(下方も同様)はしないが、そういうレベル。株価の方もTOPIX(+4.4%)に及ばないとは言え4%弱も上げており、値動きの乏しい万年割安の資産バリュー株としては著しい上昇とも見える。この銘柄が引っ張り、率としては小幅なものの保有銘柄全体に対する構成割合が45%に上るため、額としては断トツ。率としてはトップはソフトバンクG。ついでクラウド銘柄。And do HLD、東急不HDといった日銀緩和修正、金利上げが逆風となる不動産セクター銘柄もTOPIXを上回る上昇を見せ、MonotaROも強い。この5銘柄はTOPIXをアウトパフォーム。下落は2銘柄のみで、アイフルとJT。保有割合下から1番目と2番目で、影響は微少。業績は堅調。これから決算シーズンで、まずは今週MonotaROが控えます。基本、楽しみです。