保有銘柄騰落率 年次月次でTOPIXを上回る要因

stock-investment20220625 日本株投資

今年も前半が終わろうとしていますが、年初来は、日経平均が-8%、TOPIXが-6.3%、マザーズが-32%です。保有銘柄は配当込みで-1.83%。配当無しだと-2.7%です。一応踏みとどまってはいます。マイナスの要因はほぼグロースのクラウド銘柄です。年初来-45%と、マザーズどころではありません。コロナバブルで高騰したグロース銘柄の多くがこういう憂き目に遭っており、私の保有銘柄は今期投資フェーズで赤字予想だからまだしも、好業績持続の優良企業なども恐ろしく下げており、グロース投資家のはっしゃんさんのパフォーマンスは、ここまでひどい。もう一つのグロースのMonotaROも-3%とTOPIXよりもやや下げています。それとハイテクグロース安といえばソフトバンクGですね。TOPIXよりは小幅ですが下げています。同じくらい保有割合上位の篠崎屋は業績が悪く、同じくらい下げており、And do HLD、主力の自動車関連銘柄も下落。しかしTOPIXより下げているのはグロース2銘柄だけですので、全体では大分小幅安という感じで来ています。配当込みならクラウド銘柄を持たなかったと仮定したならとっくに+でした。リンチの「株で勝つ」には「どんな急成長企業でも話題に上って信じられない高PERまで割高に買い上げられているところで買って、短期的には上がるかも知れないが、ひとたび下落に転じれば文字通りたたき落とされる」と書いてありますが、身を以て味わいました。こんなに下がるのか、と。また、元ベテランファンドマネージャーのなつさんはコロナバブルの初頭に「こういう時、株価の弱い銘柄から強い値動きの銘柄に乗り換えるなんてことをしていたらいつまで経っても資産は増えない、そのまんま保有し続けている投資家が一番儲かっている。」とツイートしていました。当時私は何を言ってんだ、俄が大挙して入ってきてテレワークだクラウドだECだハイテクだといったテーマ銘柄を安易に買って大儲けしている、金利の低さも上場基準もPERの許容範囲もリンチが本を出した頃とは隔世の感がある、低金利時代にPER何十倍の株がずっと値上がりし続けている、だからPERに関わらずコロナ禍下でも業績がぱっと見わかりやすく伸びている企業に投資すべきだ、今の保有銘柄のままでは1~2年は下がり続ける、とグロース2銘柄を買ってしまい、今の大損につながっています。それをしないでソニーと大王製紙を減らさないままでいたら、その年も余裕で+で終われていた(減らしたので微妙に-で終わった)。本当に歴戦の投資家の言うことは正しかった。なので今は乗り換えたくても切らず、大損も受け入れて保有し続けています。もちろん業績等に何か毀損が見られれば考えますけど。株価で損切りはしない。今月だけで見ると東急不HDが7%上昇しています。TOPIXは2.4%下げています。エネオスが原油、天然ガス、銅安で4.4%下げています。クラウド銘柄は15%も下げています。いずれも短期的動きですので、何か投資方針に変更があるということはありません。保有継続です。

タイトルとURLをコピーしました