四季報発売

stock-investment20220618 日本株投資

まず保有銘柄と周辺の同業種、類似セクター、競合、過去に保有して今は手放した銘柄、その他パラパラ監視している銘柄等を見てみました。主力の自動車関連銘柄について、二輪車に強く、シェア1位らしいのですが、二輪は国内生産減がないんだそうですね。そちらは好調との記述が。しかし海外子会社は減速とも?他、11銘柄については、知っていることしか書いていなかったように感じました。それにしても現在保有中で下落率トップで保有割合6位の割には巨額の損失をたたき出しているグロースのクラウド銘柄のチャートのひどいこと。いかに高値でつかんでしまったか。高値を取り戻すとして何年先か、空恐ろしくなります。何故切らないんだと聞かれれば、また同じ轍を踏むだけだからです。コロナ第一波ショック時、従来の保有銘柄群が悪影響を相当織り込むものの通期予想を出せず、ざっくりした展望だけでも業績、株価がどう見ても上がりそうになく、その中でぐんぐん上がり続けるグロース銘柄達というのはどういう業績だ、と見てみたら、なるほど高ROEで売り上げ、利益二桁成長を続けており、コロナが追い風にもなっている、おっそろしく高PERだが、機関投資家はPERなんか見ない、とも聞く。愛読書の「株で勝つ」にはPERの高すぎる銘柄は祭が終わればたたき落とされる、と書いてあるが、これらグロースは近年は超低金利もあり、ずっと高PERのまま上がり続けている、やはり会社は業績であり、コロナが追い風、と来ればまだ上がるのではないか、むしろこれらしか上がらないのではないか、と、当時の準主力達を売って乗り換えてしまった。当初は結構上がりました。MonotaROなど最高で+50%も。あの規模の会社で。まさに祭でした。しかも短期で。「株で勝つ」の読者なら、売りでした。上がりすぎでした。クラウド銘柄とて、利確出来ました。利確しかけました。しかし、まだ上がる、と思い、とどまってしまいました。そこから今、株価は4分の1ほどです。全く「株で勝つ」は正しかった。当時は含み損銘柄ばかりで、グロースの含み益が癒やしでした。利確なんて嫌だと思ってしまった。このまま上がり続ける、と夢を見てしまった。売り上げ成長自体は続いており、今期が最終赤字予想の投資フェーズでないと仮定したら利益の方も順調増のはずです。投資が区切りがつき、黒転した場合の株価の反発も期待されます。しかし今のところ、金利急上昇の中、相対的に魅力の薄い低配当のグロース銘柄があのコロナ禍下のモメンタムの中で記録したすっ高値に行き着くというのは想像しがたい。しがたいが、持つ。ここで切って今度は現在の流れ、高配当、スタグフレーション恩恵、金利高恩恵、資源エネルギー高、円安恩恵銘柄に乗り換える、では同じです。当然精査して有望な銘柄があれば、それもありです。しかし今のところ、そこまで調べはついていない。以前にグロースに乗り換えた際も、十分調べたとは言いがたい。まず損切り、乗り換えありきではない。業績、ファンダメンタルズが変わらなければ持ち続ける、が基本。結局コロナ第一波ショック時に何も動かず、そのままでいれば現在の投資成績は格段に良かった。同じような経験はそれ以前にもあります。実は任天堂も3万円そこそこの時に買って一時期持っていました。その時もよく調べず、株価がじりじり下げているので、さっさと売ってしまいました。今、最高値からは結構下げていますが、それでも倍近いですね。あの時気絶していれば、今も余裕でいられた。とにかく見るべきは株価ではない、業績、と言い聞かせてます。

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