今月だけでソフトバンクGの通算利益はほぼ半減

日本株投資

※画像の株価全体の年初来上昇率31.5%に対して総資産上昇率が14.34%にとどまるのは、4月にそれまでの主力であった知多鋼業を全売却した際の譲渡益税が-8%相当ほどだったことに加え、売却に伴い株以外のキャッシュが一時60%を超えており、その後だんだんと買い増しで20%まで減ったもののその分は上昇はせず、株価自体も年初来では大幅+でも買い増し時は年初より上がっており高く買っているなどの理由で抑えられている。

11月ここまで、日記平均は-7.22%、TOPIXは-1.02%、グロースは-4.79%、保有資産全体では-6.2%と、ほぼ日経平均に準じる下落率となっています。

原因は言わずもがな、主力、ポートフォリオ第1位のソフトバンクGの急落です。それ以外の銘柄だけなら+ですが、そういう言い方はフェアではない。何せ今年はここまでソフトバンクGの上昇があったからこそ資産全体では指数と比肩する上昇率となっており、それが逆流に転じればマイナスも大きくなるのは自明。ソフトバンクGは今月始めには確か買値から4倍に達していました。しかし、今は3倍を割っています。今月のソフトバンクGの下落率は約37%と飛びぬけており、ITバブル崩壊時のチャートを彷彿とさせます。ここまでの今月分の下落だけで通算損益の約半分を失いました。ただ、年初来ではまだ+87%超と、抜きんでてはいます。空前の四半期好決算をたたき出したものの、売られました。さらに同社の主たる投資先のオープンAIに逆風となる、Googleによる Gemini 3発表も重なるなど、また売られ、どこまでも下げています。まあ正直、買値から4倍となったあたりで売りたくなりました。100株残して恩株とし、もし大きく下げれば買い戻す…そんなことを浮かべましたが、どうせ下げている場面で買い戻せないので(どこまでも下がると思ってしまう)持ちっぱなしで、と。そして、急落を真正面から食らっています。売りはないですが、可能性があるとすれば、買い増し。キャッシュは実はソフトバンクG株の総額以上にあり、本当は第1位の主力ですので、潤沢にあります。ただ買いは容易ではない。どこまで下がるのか予想もつかない。

保有銘柄で他に今月下げているのは決算の悪かったAnd do HLDと、東証スタンダード上場維持基準にめでたく適合し、決算も黒字定着が見えるいいものだったのに売られている篠崎屋の2銘柄のみで、他9銘柄は上昇。実は日経平均が下がっても半導体関連以外は全面高という日も少なくなく、半導体関連を持たないで株価好調という個人投資家が多い。うちも好決算銘柄を中心に実は好調です。ソフトバンクGの下落を補うには至りませんが…

ソフトバンクGはまだまだ下がるかもしれませんが、ここまでが良すぎたので順当なところに落ち着く分には仕方ないかな、と。今月だけで前職の残業込みの年収分くらい下げていますが、気にしないことにします。

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