
四半期決算も通過して、かなり良かった銘柄も複数持っていますが、保有資産全体の年初来騰落率は-0.09%です。日経平均は-7.5%と強烈なマイナス。TOPIXは-2.7%とマイナスですが、日経平均とここまで開くのも珍しい?そして年初来でかなり+が続いていたグロース指数も最近になって、あっという間にマイナスへ転じました。
保有銘柄では日経平均の下げを主導する半導体関連銘柄に類するソフトバンクGが13%近くの下落に。MonotaROも11.5%ほどマイナス。JTは6.5%ほどの下落。サイボウズは6.2%。エネオスは2.2%ほど。このうち、MonotaROとサイボウズは好決算、特にサイボウズは超絶がつくほどで、一時株価も跳ね上がりましたがグロース銘柄の位置づけで、グロース指数の下落に連動性も見られるかもしれません。MonotaROはグロース銘柄という分類に加え、新たに自社大型物流施設の着工が発表されたのも利益成長ブレーキと観られているかもしれません。この2銘柄は普段から株価の上下が激しいので、上がる時も大きいので、マイナス幅が一時大きくても他銘柄と同じ基準では見られない。
JTは増配なし、減益予想の決算で下落は順当と言えば順当。エネオスはやはりトランプ政策で原油価格下落基調なのがマイナス。
とはいえ保有銘柄の残りの過半数は+です。ヤマシタヘルスケアHDは先月大幅下落、今月大幅巻き返しで、すでに全戻し+αに。丸八HDは決算がいいというわけではなく、全般的傾向として小型株に資金流入というのがあり、その一環と見えます。アイフルは好決算。篠崎屋も超絶好決算。鳥羽洋行も小型株ヘの資金流入なのか。東急不HDも好決算、And do HLDは第一生命との資本提携に、それに伴う自社株買いが材料に。
知多鋼業はTOB価格近くで固定に。この、保有銘柄全体に対して62%も占める知多鋼業の価格固定というのが外れ値であり、今の下落相場においてはかなりラッキーでもあり。上昇相場なら逃しているところ、下落時は強力な防御壁となります。ただ、この銘柄は4月頭にTOBで全売却となり、かなりの譲渡益税がかかりますので、その時は全資産への強力なマイナス要因となります。
相場や保有銘柄の株価下落時は特に、株価に引っ張られて物事を考えてしまいがちですが、長期的視点で業績をウォッチして、買ったそもそもの理由が揺らがなければ保有継続が第一チョイス。そういう意味では、今回も同じ。毎度同じことを言って終わりますが、すぐ忘れてしまうのでしつこいくらいでいい。