どうも元水道料金徴収専門員（収納員）のマッハです。
東京都水道局から業務を委託された民間会社で
アラフォーで無資格未経験で5年ほど前に採用されました。
最初は時給のアルバイト（社保完備、フルタイム）で、途中から契約社員となり、
単年契約を更新しながら2018年いっぱいまで働いていました。
ちなみに5年雇い止めではなく自己都合です。
現在は一応個人事業主です。と、言っても稼ぎはしれていますが…
一応当面生活費は蓄えがありますのでやるだけやってみようと思います。
非正規雇用の水道料金徴収専門員（収納員）で働いてどうしてそんなお金があるのかに
ついては以前書いたとおりです。
まあ収納員以前も含めて何年かがかりで、ですが。
今回は非正規の手取り20万以下の水道料金徴収専門員(以下収納員)は、家計簿を使うことで
特に自覚なく節約生活を送りお金が貯まる、です。
水道料金徴収専門員(収納員)は自覚なく節約する
家計簿をつければ初年度から自動的に劇的にお金の感覚が変わり、支出が抑えられ
お金が貯まります、と何度も書いてきました。これは私の10年弱の体験談です。
実際に(元からの貯金と合わせ)ちょっとした店なら一等地とかでなければ無借金で出店でき、
初年度赤字や何かあったときでも対応できるくらいは現金が貯まりました。
投資するという感覚はなかったためずっとキャッシュを積み上げただけでしたが、
投資元本としてもまずは十分といった額です。億越え投資家の方でもこれより少ない資金から
始めた方もいるくらいで。
強調したいのはそれをなんら頑張ることなく我慢もせず豊かに暮らしつつ美味しいもの
(いい食材を破格の安さで買って自炊する)を食べ、時にはスポーツや映画を見に行ったりも
しつつ、自然に今を楽しく生きつつ貯めたということです。
自炊の威力
家賃は東京が勤務先でも東京以外に住むことで(あるいは最近は光熱水費ネット代込みの
シェアハウスや立地のいい3畳ワンルームなどもあるようですが)抑え、家賃以外の物価も
抑え、辺りでちょっと探すと安くておいしい食材もあり、外食の店もあり、(映画館はない)
快適に暮らせ、ストレスもなく健康管理も楽。
ついこのワークライフバランスのいい非正規雇用にしがみつきたくなるくらい楽しく
暮らしました。
年収は同年代平均を大きく下回り全産業平均にも及ばない及ばないですが、実質中身は
相当高い。貯蓄額は同年代よりある方です。
固定費(家賃、通信費が大きい、それと保険とか)はカットし、食費はやはり自炊に勝る
コスパはないです。慣れないと非常な手間と感じますが、あと全くやらない人は
調理器具など初期投資も多少かかるし、調味料なども買いますが、それでもやらない
手はない。料理するようになるとわかりますが、外食の塩分の濃さ、脂分のドカ盛りさ、
糖分の狂気さはえげつないです。ドカッ!とぶち込まないと外食の味になりません。
ドン引きます。特にぞっとしたものは
・スイーツ全般(チョコケーキを例にとると、ちょっとした1ホール作るのに板チョコ2枚、
卵3個、小麦粉と砂糖どさどさ、バターまで結構な塊を入れる。これでも自作は
相当ヘルシーな方で、外で買うものは全ての配合がさらにさらにえげつない。
最低限らしくするだけでも鬼の様に甘くて脂っこくて炭水化物で、になる)
・ポテサラ(マヨの塊。マヨはスプーン1杯で凄いカロリー。それをにゅるにゅる使う)
・サラダ(余所で食べるのはちょろっとの野菜にドレッシングどばどば。ドレッシングも
マヨと同じ超高カロリー。)
・オムレツ、チャーハン、野菜炒め(家で作ってみると本当にあっさりする。外食は
唐揚げなんてもんじゃなく油脂で作ってる。じゃばじゃばの脂が焼き上がる頃には全部
吸われてる)
などなど他にもありふれたメニューを作ろうとすると外食はいかに中毒性でもって
客を寄せているか否応にもわかる。スタバやタピオカドリンクもそうですね。
チーズタッカルビとか。(チーズ、ピザは法律でカロリー規制かなんかをかける国も
あったとか聞いた気がします。中毒食材です。)こってりラーメンなんかわかりやすい例です。
自炊それだけで健康、ダイエットは約束されたようなもの。
ただ手軽に走るあまりパスタ、冷凍チャーハン等ばかりに偏ると食べ過ぎて太りがち。
栄養バランスも見つつ、ヘルシーに安く作れば自炊は一石二鳥三鳥です。
時間かかるじゃん、と思うかもしれませんが慣れると作り置きや冷凍なんかも交えたり
調理自体もささっとできるようになり、呼吸と同じようになります。
最強のおすすめ食材は納豆です。月並みですが。安い。重要な栄養素タンパク質を
豊富に含む。晩に食べると血栓を溶かす効果がある。
流行りの鯖缶も優秀ですが、うちの地元には魚の卸会社があり、そこの小売りは
爆安で当然栄養面も優秀です。鯖もあります。何より美味しい。スーパーなんか無理。
あとは玉ねぎとかですかね。野菜も農家で。私はそれ中心で肉も交え、という感じです。
あとバナナも外せません。各種ビタミンに糖質、食物繊維豊富で安い。
健康診断オールA。体脂肪も子供のころ肥満でしたが今は低い。
食べるのは趣味で、他の節約家、ミニマリストと比べると食費はかかっている方です。
しかし趣味娯楽費が食費に含まれているため、逆に安いかもしれません。
何か目指すことで休日無駄な浪費もしない
よく人に料理食べさせるとお世辞を言われて「店よりおいしい」「プロになれますよ」
「これで生きていけますね」とか、まあ自分でも業務用よりいい食材ばかり使ってるんで
(でもコストは外食の数分の一。仕出し弁当400円を安いと言って会社の人は食べてるけど
自炊で400円1食にかけるのは大変)それは謙遜しないんですけど、最悪そっちの道も
ありってくらいで、これは自炊の副産物ですが、でもこんな趣味の世界の仕入れでは
実際問題店で毎日コンスタントに回す世界とは違って(個人の小売りでその時あるいい物を
1個2個買うのと毎日安定的に同じものを一定量をおさめてもらう仕入れは全く違う世界)
店の経営っていうのとは次元が違うのもわかっているわけで。
初期投資もいらず起業できるネット時代にあっては実店舗は相当お金もかかりますし。
飲食は概して低利益率、長時間労働で好きじゃないとやってられない世界でもあります。
自分は別にやっていることがあり、これは正社員よりも非正規が断然両立にはよかった。
平日は朝出勤前にやるくらいですが、休日ともなると他の用事以外の時間は何時間か
充てることになります。これのために生きてますんで、遊びに行くにしてもけっこう
それに関わっているというか延長線上のことがほとんどです。
いい感じで忙しいので休日ふらーっとパチンコへ行く、なんてのは無縁です。
不必要な買い物もしません。
それで収益あがらない内は趣味と同じですが元手はそうかかりませんし、楽しいし、
張り合いがあるし、もしかしたら収納員はおろか下手な一流企業のトップクラスよりも
大金を稼げるかもしれません。こんな面白いことはないです。傷つくことはありますけど。
通用しなくて。
こういう感じで暮らすとあまりお金使う暇もありません。
外食はどんなに安くてもいろんな意味で割高
地元に安くて腕のいい店もあると以前書きましたが、自炊に慣れると行かなくなります。
やはりどうしても過剰な脂、塩、砂糖、小麦粉、卵等、体に悪いか重過ぎです。
洋食屋の大将が先日血管の問題で倒れ、やはり自分とこのメニューを否定してました。
「こういうのを食べすぎたらいかん」と。
そこもあり得ないくらい安くてちょっと日本人の良くないところ、「お金儲けは悪」的な
行きすぎた良心的な店でしたが、しかも職人芸で料理は絶品、つい通いたくなりますが、
そうは言っても自炊に比べたら数倍高い。腕はまねできない。しかし食材は業務用。
どうしたってそうなります。何百円定食では。自炊は食材を探せば贅沢できるんです。
(デパ地下とかはだめです。さすがに良くても高すぎます。伊勢の卵は1個100円以上します。
同じレベルかそれよりおいしいくらいの卵が地元の移動販売の農家では10個250円で買えます)
コスパを重視して吟味すれば超お手軽且つ安くおいしく、栄養面も行き渡る食生活が
実現できます。しかも痩せます。これは豊かになります。
誕生日も正月も特に普段よりおいしいものって浮かばなくなります。
余裕で暮らしつつ後の余裕をも構築
何だかほんと脱社畜サロンみたくなってきましたが、別に正社員を否定するわけでは
さらさらありません。ただ個人的にやってみたら思いのほか転勤なし通勤楽の非正規は
仕事の内容もちゃんと選べば(採用基準も緩めで)あらゆる面で豊かだった、という体験を
書いているだけです。しかし副業とやら(今本業)で成功してからじゃないと意味
ないんじゃないの、上手く行ったとはまだ言えないよね、と言われそうです。
その通りです。しかし今店など出さず起業資金はとりあえず当面の生活費と何かあったときの
備えを除いても投資に回せています。本業の収益化まで猶予があります。
投資の方も焦る必要はなく失敗する余裕があります。レバレッジをかけず元本の範囲で
やる分には急にゼロになることはありませんし。当然そっちの方も収納員やりながら
多少なりとも勉強もしてました。ゼロになってもまだ生きていける分は別にあります。
今の本業は年齢制限などもありません。一生です。だめならだめで方向転換もありです。
これしかできない人間になるつもりはありません。ただいい条件で再就職、は
絶望的でしょう。それは既に何年も前に諦めています。万が一それができたとして
それが本当に安泰かは最近の流れから限りなくNOであると言えましょう。
今言えるのは間違いなく非正規で社会復帰という数年前の選択は当時の選択肢の中では
かなり正解だったということです。
