水道料金徴収専門員(収納員)は生活残業をしない

水道料金徴収専門員(収納員)は生活残業をしない お金について

どうも元水道料金徴収専門員(収納員)のマッハです。

東京都水道局から業務を委託された民間会社で

アラフォーで無資格未経験で5年ほど前に採用されました。

最初は時給のアルバイト(社保完備、フルタイム)で、途中から契約社員となり、

単年契約を更新しながら2018年いっぱいまで働いていました。

ちなみに5年雇い止めではなく自己都合です。

現在は一応個人事業主です。と、言っても稼ぎはしれていますが…

一応当面生活費は蓄えがありますのでやるだけやってみようと思います。

非正規雇用の水道料金徴収専門員(収納員)で働いてどうしてそんなお金があるのかに

ついては以前書いたとおりです。

まあ収納員以前も含めて何年かがかりで、ですが。

今回は非正規の手取り20万以下の水道料金徴収専門員(以下収納員)あるいはその他非正規の

アルバイトなどに従事する人は、収入を増やすことを残業代に求めるべきではない、です。

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水道料金徴収専門員(収納員)は生活残業をしない

某有名Youtuberの方が自身の動画内で「サラリーマンは稼ぎたきゃ残業しとけよ、日本は

それが評価につながるしそれが一番早いよ、副業なんて稼げないよ普通は、しょうもない

ブログ書いたっていくらも稼げないよ、投資?100万かそれより少ないかの元手じゃいくら

複利といっても限度あるよ、しかもプロに勝てないよにわかじゃ。負けるに決まってる。」

と、おっしゃっていました。

この方は大学入学早々「俺普通の道は無理だ」と判断されて就職せず(できずだったかな?)

起業して成功され、今はバーの経営を人に任せてYouTubeでもバズって本も出されている

方です。非常に弁の立つ方で、実績もあり、学もある方なので説得力とブランド力で

ついつい何でも信憑性があると思って聞いてしまいますが…

しかしそこはやはり、会社員経験がないことは今回のメンションにおいては著しく説得力が

剥落します。(小難しい言い方ですが要するに違うよと言いたい。)

会社の仕事を一生懸命やって、昇給昇格は後からついてくるものとして打ち込む、

この脈絡での残業はいわゆる生活残業にはあたりません。天職ならこの上なく幸せ

でしょうし。しかしそうではない残業代稼ぎが主目的のものとなると悪手です。

会社自体、仕事自体10年後はあるか?

私が正社員だった頃は、派遣が全盛でした。人材派遣会社が乱立し、それこそニートでも

片っ端から登録させて針の穴を通すくらいの気持ちで営業が売り込んでいました。

需要が旺盛でしたので、売り手市場でした。派遣会社は「嫌なことがあったら更新しないで

いいよ」と言って送り出してました。

その後リーマンショックがあり、雇用の調整弁として「派遣切り」という言葉が流行するほど

派遣が失業しました。私も全く未経験の仕事を派遣から始めて(未経験が派遣というのも

かなり無理矢理な話ですが、そこは何かしらしっかりしたバックボーンがあるってことにして

売り込むわけです。聞かれないことには答えない。)契約社員となり、男性だからという理由で

あまたのベテラン女子派遣契約社員を飛び越え正社員採用となりストレスフルな人生を

歩み始めました。

すでに当時から派遣は本当に割安か?クビを切りやすいと言うが直接雇用でない分

会社に対する所属意識が希薄ですぐ辞めるし、やはりどこまで優秀でも頼める仕事には

限りがある、重要な部分は見せられないし、任せられない、だいいち面接でいろいろ聞くのも

できない、結構変なやつも来るし、正社員で固めた方がいいんではないか?派遣はどこまで

行っても派遣だ、という議論はありました。まあブームでしたから粗悪品も多かったのは

事実。私だって素知らぬ顔で未経験者。派遣社員がエクセルの専門家でほぼお任せで

構築してもらって派遣切りとなり、残った社員が表を使いこなせない、など、定着しない

人材は引き継ぎも困難など、当たり前の問題に気づきつつありました。

ただ当時の派遣ブームのいい側面として、能力はあるのに社会適応がちょっと、とか

大学でのんびりしすぎて出遅れて新卒じゃなくなっちゃって社会人経験もなくて入り口が

なくなっちゃった、とかどうでもいい理由で働き口がない優秀な人材を数多社会復帰させた

という面もあります。当時はそんなでした。ですので派遣が隆盛を誇る一方で、派遣より

正社員といって、派遣の営業全てお断りの会社もありました。

今人材不足で派遣が活況です。正社員より働きやすい(派遣会社が間に入るから上前はねられる

代わりに守ってくれて調整役を担ってくれる。しかも単価も高く3割はねられても時給は

時給労働としてはかなりいい方。)ので、無期雇用の正社員より賢く働けば余裕で稼げます。

正社員は何度も言いますが縛りが多い!そして今、当時は予測もつかなかった、

フリーランスに外注、という選択肢が出てきました。前にもちょっと触れましたが、

フリーランスの人は結構能力あっていい仕事する人でも破格の安さだったりします。

お金というより何かしたいから、あるいはまず仕事を得るためにはギリギリまで値段を下げる

みたいな動機で引き受ける人が多く、それがフリーランスの単価を落としている側面も

あるとか…?反面、稼いでいる人は稼いでいる。

フリーランスをとりまとめて仕事を振るみたいな会社まで出てきました。

クビを切りにくく社内ニートや生活残業魔みたいなやつも一定数いる正社員抱えるよりも

超優秀なフリーランスに頼む方が安い上に効率がいい、コスパいいぞ、となってくると

うちの会社のこの部署まるごといらないな、とすらなってきます。

部門ごとほぼ外注化の流れは私の正社員時代からありましたから、これは当然の流れ。

加えてIT化の波、正社員の仕事はなくなるものはどんどんなくなっていきます。

10年前はここまで予測できる人はなかなかいなかった。私もあのまま続けていたら、

生活残業なんかしていたら、あの仕事しか出来ない上に経験は履歴書に書いても無意味、

生活レベルは落とせず仕事がなくなったから転職して当然収入は落ち、破産?

しててもおかしくありません。

副業より残業が早いか?

というわけで生活残業で稼ぐ、は他の選択肢を狭め、あるいはなくし、スキルも頭打ちか

無意味になり、変化に弱く変革の波にもろにのまれてしまうリスクの高いやり方と言えます。

極力抑えて時間を作って自分を磨くべきです。自己投資です。

元手がいらないか小資本で始められる週末起業やネットビジネスで試すくらいのことは

やってみて損はありません。今やそういう時代です。失敗したって失うものはない。

稼げなくても得るものは大きい。マネタイズの課程で多くのことが学べるからです。

また、投資も生活費と急なことに対する備えといったものと完全に切り離した余剰資金でなら

思う存分失敗することが出来、リスクをとれます。失敗から多くのことが学べます。

それに儲からなくても学びは多い。私投資歴1年に満たないですがすでにほんとに

知らなかったことを色々学べてます。確実に人生に有益です。

どんなに勉強したとてやってみなければわからないことだらけなのは仕事でも何でも

同じです。始めてみたら日頃聞き流している通り一遍の報道などは本当にエンタメ性重視の

薄い情報だったなとわかることが多い。私は日本株投資はもっともっと危ないもんだと

思ってました。テレビで派手な投資話するような人を基準に考えてしまっていて、

手を出す=一財産どうせ一時儲かっても失うくらいに考えてました。そんな印象持ってる人は

多いと思います。いいことしゃべっている人もいますがそういう人の話はつまらないし

素人に優しくもないので印象に残らないだけです。怖いことばかり印象に残って投資なんか、

ならず者のやることだ、と思ってしまっていませんか。

そして少ない元手では増えてもちょびっとだ、というのも違います。100万円以下の元手から

億を超える利益を(何年がかりとは言え)出している人はいます。いい例が井村さんです。

彼のコスパ重視の体質、銘柄とマクロ経済を見極める分析の確かさ、本当に尊敬します。

100万円を2億円以上にしました。40万円から4億超えの方もいます。決して大ばくちに

勝ったとかたまたま事故的に宝くじ的に幸運が訪れたとかではありません。IQが人一倍

高いとか3代続いた投資家の家系とかいうこともないはずです。そして全ての時間を

投資に傾けていたりもしていない。多くは働きながら、投資先を見極めたら買って気長に

待つという感じ。日々追いますが、仕事やその他のことをまずやってから。十分両立して

います。株は当たればもうけは上限なしです。1000倍になった株もあります。しかし損は

信用取引や元手を借金しなければ0までです。余剰資金なら気にすることもない。

強調しておきたいのが、井村さんも他の方々もリーマンショック時も相場にいた、という

事です。大暴落で財産消し飛んだりしていない。本物の投資家は暴落を乗り越えるどころか

割安になった優良株を買い増しして後の大きな利益につなげています。ここ大事。

驚きました?

アマチュアはプロに勝てないか?

とはいえ多くの方が、結局機関投資家も損失を出している株式投資など個人が勝てるなんて

普通はあり得ないんじゃないか、Youtuber経営者の方も言ってるじゃないか、他の有名な

Youtuberも言ってたぞ、あおるんじゃないよ、と思われるのも無理はないです。

私もそれは思ってました。しかし、機関投資家は個人より縛りがあまりにも多いと

知りました。ファンドとか色々組織がありますが、それぞれ自由度は違うらしいですが、

まず仕事で運用する以上はのびのび出来ません。報告義務があるし、訳知り顔に文句

言ってくる会社の上の人に説明する手間も膨大。結局ポートフォリオは当たり障りのない

ものになりがち。掘り出し物の急成長株など手を出せないとか。いいとされている株なら

それで損失を出しても仕方ないと思ってもらえるからとりあえずおさえとくとか。

あるいは会社の発行株数の何パーセントまでしか買えない、とか、株価がいくら以上の

大型株でないと買えないとか、それらの規制によってそもそも買える銘柄が限られている

とか、組織で運用する場合は縛りが多い。年中投資していなければならないから、

素人のように今は地合が悪いから投資自体やめて資金を引き揚げておく、とかも出来ない。

素人は家族がいる場合はゼロではないけど報告義務というのはないし、どこの株でも

好きなように、思い切った買い方も出来るし、当たり障りのない銘柄をおさえとく必要も

ない。事実井村さんも、資金の9割近くを1つの銘柄に集中投資しているとか。これは

リスク分散の観点からは到底仕事でやっている人には許されない方法です。しかし見極めさえ

確かならば、それでも何が起こるかはわかりませんが、10倍以上にもなる。実際そうして

彼は資産を増やしていきました。アマチュアはプロより先に身の回りの変化から急成長企業に

気づけるし、自由にやれるから、プロより有利だ、とアメリカの伝説の投資家

ピーター・リンチは説いています。これは目からうろこでした。

収入を上げる術を考えつつ試しつつ働く

元々生活残業なんてテキパキバリバリ働くことを放棄した堕落の道だと思ってたので、

副業云々以前に大嫌いでした。まあ、正解でした。確かに5年弱働いて、昇級も残業手当も

(残業はどうしても発生はするのですが)ほぼない私は、生活残業にいそしんでる正社員とは

数百万の収入差が発生しているはずです。しかし損失とは思えません。

生活残業は時間体力の使い方として多くの面で間違っている行為です。そうなるとどうしても

お金の使い方も間違います。ストレスがありすぎてパチンコしないとやってられない、

という人が知ってるだけで何人もいました。矛盾の極み。全てすってしまいますね。

それよりもお金の管理をしっかりして生活を見直し、会社の仕事以外に手を打てるよう

試行錯誤し、と生きると精神的余裕も生まれ、浪費をせず前向きになれます。

下手な正社員より貯まりますし、複数収入源を模索できますので会社なんかにもたれなく

なります。私の場合は道楽者で副業はもしかしたら大金になるけど何百円からコツコツと、

という類いのものではなく(そういう風に動くことも出来るかもしれませんが今はそうして

いない)、ずうっと収益ゼロ(元手もほとんどない。年に数万円。)でしたのであれですが、

堅実な小資本ビジネスなら人間一人食う分には十分細々と稼げると先述のYoutuber経営者の

方も著書で書いてます。その方は実践しました。会社に頼らないどころか就職していません。

もし働いていれば失敗しても損はない。会社べったりよりそっちではないですか?

そこは人によりますか?私はやはりこれからはそっちが必要としか思えません。

会社に頼らない道を目指してやってみたらやみつき、結構楽しいです。

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